腸内環境に良い食べ物


今回も、大沼四廊先生主催の「ナチュラルメディスン」チラシをご紹介します。

 

『~腸内環境を健全に保つ食品群~

野菜:ほうれん草、ブロッコリー、ケール、モロヘイヤ、キャベツ、玉ねぎ、カリフラワー、セロリ、ニンニク、カブ、生姜、パセリ、きのこ、アボカド、ピーマン、トマト、ズッキーニ、かぼちゃ茄子

発酵食品:キムチ、果物や野菜のピクルス、ザワークラウト、漬物

体にいい脂肪(油)、エクストラバージンオイル、ごま油、ココナッツオイル、アーモンドミルク、ナッツ、種(アマニ、ひまわり、かぼちゃ、チアシード)

タンパク質:天然魚(サケ、ギンダラ、ニシン、イワシ)甲殻類:エビ、カニ、かき

その他:ワイン、紅茶、チョコレート ※これらには腸内細菌の健康を支える最高の天然薬を多く吟遊する。

~こんなに素晴らしい植物の持つパワー~

植物は、外敵から身を守るために、抗酸化物質のポリフェノールの1種、フラボノイドを生成する。これは人間の食物に最も多く含まれる強力な抗酸化物質だ。食事にポリフェノールを加えると、酸化ストレスの数値が大幅に減少し、神経疾患のリスクが低下すると言われている。植物から摂取できる主なポリフェノールは、果物、野菜、コーヒー、赤ワイン、紅茶などの植物由来の飲料、そしてチョコレート。

~腸内細菌もワインが好き~

ぶどう乳含まれる天然の化合物は、老化プロセスを遅らせ、脳への血流を高め、心臓の血管健康を促し、脂肪細胞の発達を阻害して抑制する。スペインの研究者は、ワインを適度に飲む人の炎症や腸管の透過性が大幅に増加していることを発見した。ただし飲み過ぎにはくれぐれもご注意を!』

今日は、これから大沼四廊先生のセミナーに参加のため、21時15分松山発の夜行バスに乗り、名古屋に向かいます。明日はそのため、Facebookに記載はできませんが、月曜日には松山に帰っていますので、その様子をご紹介します。大学時代の親友2人に会えるので楽しみです。

腸内環境を乱す危険なもの

今回も、大沼四廊先生主催の「ナチュラルメディスン」発行のチラシの一部を紹介いたします。

『腸内環境を乱す危険なもの

抗生物質:抗生物質が市販されていないのは薬物乱用を引き起こし、結果的に薬物耐性菌の問題が出てくるため。医師が処方する場合でも、不必要な抗生物質の処方や間違った処方の仕方により耐性菌が問題となっている。抗菌剤はお腹の中の腸内細菌の善玉菌を壊し下痢の原因になる。幼少期にたくさんの抗菌剤を出された子供たちは、心身の具合が悪いまま成長し様々な疾病発症のリスクが高いと言われている。

非ステロイド性消炎鎮痛薬:炎症の局所におけるプロスタグランジンなどの活性物質の抑制によって、解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用を発揮する。一般に「痛みどめ」と称される薬剤を言うが、障壁にダメージを与えるリスクが高い。

遺伝子組み換え食品:人体が毒素を解毒する力を弱める。

脳の健康に大切なビタミンDの機能を弱らせる。

トリプトファン及びチロシンの合成を阻害する。

農薬(農薬と塩素):メタン菌が増殖し、肥満、歯周炎、大腸がん、などのリスクを高める。

合成化学物質:ペットボトルなどに使用されるビスフェノールはホルモンバランスを乱すことが知られている。これらの合成化学物質は、内分泌腺や脂肪組織に蓄積する。当然に肝臓の処理機能を上回り、毒素を排出することが困難になり、体全体の働きと腸内環境のバランスを大きく狂わせることになる。

食品添加物:天然や自然由来でないケミカルなものは、体内に徐々に蓄積されていく。当然に腸内環境とも折り合いが難しく、体内に毒素を蓄積することになる。解毒係の肝臓に当然大きな負担となる。』

プロスタグランジン、トリプトファン、チロシンなど専門学校ではならいましたが・・・よく分かりません。カタカナのところは無視して、それなりに読んでください。

抗生物質に関しての記事をコピペします。

『抗生物質は古来より使用されてきた。複数の文明がカビなどを感染症の治療に使用しており、古代エジプト、ヌビア、ギリシャなどでその記録が残されている。20世紀の初頭にポール・エーリッヒらが合成抗菌薬を開発したことで選択毒性に基づく感染症の化学療法という概念がもたらされる。そして、1928年にはアレクサンダー・フレミングが世界初の抗生物質であるペニシリンを発見、ハワード・フローリーとエルンスト・ボリス・チェーンの研究により大量生産が可能になったことで普及が進んだ。その後、抗生物質の開発は1950年代から1970年代に黄金期を迎え、グリコペプチド系、ホスホマイシン、マクロライド系など、様々なクラスの抗生物質が発見されていった。』

『抗生物質の有効性と入手のしやすさから、不適正な使用につながり、一部の細菌は抗生物質に対する耐性を進化させた。 複数の抗生物質に対し耐性を示す多剤耐性菌の出現を受けて、世界保健機関は抗生物質が効かなくなるポスト抗生物質時代の到来を危惧している。このような背景を受けて、近年は土壌以外の環境から抗生物質の探索を行う試みが進められているほか、抗生物質に依存しない代替製剤の開発も進められている。』

青じそ畑

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畑が大変なことになっています。

冬場は全く陽が当たりません。陽があたらなくても出来る植物は、ミョウガ、ブロッコリー、青じそ、ふきでした。そこで、昨年出来た青じその実を、そもまま畑に放置してみました。すると、陽の当たり出す4月くらいから小さな芽が出始め、一気に青じそジャングルになってしまいました・・・予想通りだったのですが・・・・あまりにも増えすぎるので、青じそとブロッコリーの青汁(現在、これだけにしか使っていません)以外の使い方を、思案中でした。そんな時は、患者さんが教えてくださるのです。

「先生、あれだけ青じそがあれば、酵素が出来ますよ!」

そこで、そのレシピをご紹介します。

1)てんさい糖と青じそを同量用意します。土鍋に青じそをいっぱい盛り、てんさい糖を振りかけます。蓋(ふた)をして1晩寝かせます。

2)2日目、手で混ぜます・・・・自分が持っている菌と馴染ませるのです。

3)3日目、麹(こうじ)を1握りパラパラとかけ、混ぜます。

4)4日目、1~2回混ぜます。

5)5日目、1~2回混ぜます・・・・今の時期なら常温で土鍋を放置していても大丈夫だそうです。この状態で、水分が随分出て来たなら、その水分が酵素です。これをガーゼで絞り出すと酵素たっぷりの青じそ汁になります。これを冷蔵庫にいれて保存すれば、いつでも青じそ酵素が飲めます。また、絞りきった青じそは、水にいれ沸騰し冷やしてレモン汁をくわえると、美味しい青じそジュースになります!

これを繰り返してやり続けると、あじさいの杜青じそ酵素工場になりそうです・・・まだ、妄想の段階なので、後日、ご報告します。

前脛骨筋

 

今回も、大沼四廊先生主催の「ナチュラルメディスン」のチラシの紹介をいたします。

『セルフケアのススメ

セルフケアについて

私たちの日常生活において、肉体的に最も疲労を感じている部位は足である。足は全身の体重を受け、支えている重要なパーツだ。歩行時には当然に負荷がかかるが、直立状態でも大きな力が加わっている。歩行する際は、つま先から体重を受けるが、そのつま先をコントロールしているのが前脛骨筋である。そのため立ち仕事やよく歩く人は例外なくこの筋肉が硬直しているそのため、血流が悪化し、神経伝達物質が神経に作用できず感覚が麻痺状態になる。慢性化することで、疲労感や筋肉痛を感じることが少なく、むしろ腰痛や肩こり、頭痛等で現れる。したがって日々の疲れを持ち越さない事はとても重要になる。』

今まで前脛骨筋のことを考えることは、ありませでした。なぜなのだろう?と考えたところ、私は無意識のうちにこの前脛骨筋のストレッチをやっているので、全く気にしていなかったようです。幸い、私の仕事場は板間で布で出来たワラジを履いており、畳部屋もあるので、暇な時は足指などのストレッチが好き勝手に出来る空間になっているのです。

しかし、こんな空間は珍しい・・・・のだ!っと、気づきました。多くの人は、靴を履いて立ったり歩いたりして働いているのです。前脛骨筋が硬直している人が多いのですね。明日からの治療に前脛骨筋の状態をチェックしてみる必要があるかも知れません。大沼先生のチラシには数多くのヒントが散らばっています。今月17日のセミナーまだ空きがあり、参加出来ることになりました!・・・・楽しみです!

小名木善行先生の講演 その2

(その2)

小名木善行先生の講演、続報です。

我々が存在しているということは、ご祖先様が誰一人として欠けることなく、脈々と受け継げられたに他なりません。700年も遡(さかの)ぼると、28代・・・1億2千万人のご先祖様が我々を支えてくださったのです。ところが、当時の人口は多くありません。ということは、我々日本人は、必ずどこかで繋がっているということになります。著名な小野小町とも繋がっているのです。

誇りを持ちましょう!と、威勢の良いお話でしたが、この30年の日本の経済成長率は・・・212カ国中・・・・なんと、211位!・・・・・インターネットで調べてみると、その通りでした。

こんなこと、マスコミで言ってません。野党が言っているのも聞いたことありません。いつの間にか日本は、経済で2流、3流国家になっていたのですね。アメリカの大卒の初任給が45万円、スイスは75万円だそうです。また、中国留学生には、渡航費、授業料、滞在費も日本政府が支払っておるにもかかわらず、日本の学生は奨学金という名の借金をさせられ、その返済に必死で結婚も出来ない状態・・・・今後30年で日本はどうなってしまうのか!

ここでも、インターネットで調べてみると、やはり中国からの留学生が優遇されていることが分かりました。一体どうなっているのでしょう?日本政府は、大国のいいなりで、日本人としての矜持を持っていないのですか?日本という神代からの歴史があり、それから続く歴史的遺物が次々と発掘されている世界で最も稀(まれ)な国家が、このままでは衰退してしまいます。

皆さん、ここで踏ん張ってばって、日本本来の姿、原点を見直そうではありませんか!と言った趣旨の感動的な講演でした。今後とも、小名木善行先生のセミナーをしっかり勉強しようと思います。小名木善行先生の究極のメッセージは、「大和魂をもう一度勉強し、生きよう!」だと思います。

追伸:小名木善行先生としっかり握手出来ました・・・・一緒の写真撮影までは、押しが弱いのでできませんでした。

小名木善行先生の講演

 

昨夜は、私の尊敬して止まない小名木善行先生の講演が松山市コミュニティーセンター(通称、コミセン)でありました。小名木先生のプロフィールは、「昭和31年1月生まれ、国史啓蒙家、静岡県浜松市出身。上場信販会社を経て執筆活動を中心に、私塾である「倭塾」を運営。ブログ「ねずさんの学ぼう日本」を毎日配信。Youtubeの「むすび大学」では、100万再生の動画他、1年でチャンネル登録者数を25万人越えにしている。他にCGS「目からウロコシリーズ」、ひらめきTV「明治150年真の日本の姿シリーズ」など多数の動画あり 」

とあり、戦後GHQに占領され身も心も骨抜きにされた日本にもう一度、原点に返って日本を見直そうと訴えられています。

コミュニティーセンターのエレベーターに乗り、3階でドアが開いた瞬間、小名木先生が立っておられ・・・・・「ビックリ!」。私のビックリ顔が小名木先生に映ったのか、小名木先生も目をパッチリのビックリ顔をされて一瞬お互いに氷ついてしまいました。その次、シドロモドロの歩きで会場に向かうも、エレベーターで同乗していた女性に、

「小名木先生いらっしゃいましたね!」

と声をかけると、

「私、握手してもらいました!」

「あああああ・・・・」

そこで、私も絶対握手してもらおうと心に決めたのです。私が1番前の席に座っていると、小名木先生がわざわざお越しくださって、

「ようこそお越しくださいまして、ありがとうございます。」

とお声掛けをしてくださいました。ありがたいことです。講演が始まると、

「ここ松山には、いつ頃から人が住んでいたかご存知ですか?」

と、質問から入られました・・・・全く分からないので、会場は静かなままです。

「2万年前からです。」

と、小名木先生が自ら解答されました。2万年前というと氷河期で地球の地表は、2000mの氷河に覆われ水分が地表にあるため、現在より海面が140m低くなっていた時期です。この時期はユーラシア大陸とアメリカ大陸が繋がり、寒流が下りて来ませんでした。そして赤道付近から暖流の黒潮が流れて来たので、中国大陸、沖縄、日本が1つとなって住みやすい地域となっていたのです。もうその頃に沖縄を中心として稲作が始まったようです。それが、中国や日本に普及したといわれています。(明日に続く)

腸内環境を乱すもの

今回も、大沼四廊先生主催のナチュラルメディスン発行のチラシの一部をご紹介します。

『腸内環境を乱す危険なもの

抗生物質:抗生物質が市販されていないのは薬物乱用を引き起こし、結果的に薬物耐性菌の問題が出てくるため。医師が処方する場合であっても、不必要な抗生物質の処方や間違った処方の仕方により耐性菌が問題となっている。抗菌剤はお腹の中の腸内細菌叢の善玉菌を壊し下痢の原因になる。幼少期にたくさんの抗菌剤を出された子供たちは、心身の具合が悪いまま成長し様々な疾病発症のリスクが高いと言われている。

非ステロイド性消炎鎮痛薬:炎症の局所におけるプロスタグランジンなどの活性物質の抑制によって、解熱作用、鎮痛作用、抗炎症作用を発揮する。一般に痛み止めと称される薬剤を言うが、腸壁にダメージを与えるリスクが高い。

遺伝子組み換え食品:・人体が毒素を解毒する力を弱める ・脳の健康に大切なビタミン Dの機能を弱らせる。トリプトファン及びチロシンの合成を阻害する。

農薬(農薬と塩素):メタン菌が増殖し、肥満、歯周炎、大腸がんなどのリスクを高める。

合成化学物質:ペットボトルなどに使用されるビスフェノールはホルモンバランスを乱すことが知られている。これらのこれらの合成化学物質は、内分泌腺や脂肪組織に蓄積する。当然に肝臓の処理機能を上回り、毒素を排出することが困難になり、体全体の働きと腸内環境のバランスを大きく狂わせることになる。

食品添加物:天然や自然由来でないケミカルなものは、体内に徐々に蓄積されていく。当然に腸内環境とも折り合いが難しく体内に毒素を蓄積することになる。解毒係の肝臓に当然大きな負担となる。』

血管 その2

 

今回も大沼四廊先生主催のナチュラルメディスンのチラシ紹介です。血管の続きです。

血管が若返る物質一NO(一酸化窒素)

NO(一酸化窒素)は、心臓と血管の健康に欠かせない物質。主に血管の内側(血管の内壁を覆う組織)で作られている。心臓と血管は、血液を介して酸素・水素・栄養分を全身に送り届けると同時に老廃物を排出しているが、血管は体の全細胞をコントロールしている重要な器官。血管の柔軟性を保つことが老化防止につながる。

NO(一酸化炭素)の働き

1:血圧が安定する2:血管を修復する3:動脈硬化を予防する

一酸化炭素を体の中で作るには「アルギニン」と「シトルリン」と呼ばれるアミノ酸が必須。アミノ酸は、タンパク質を分解してできるものであるので、タンパク質が豊富に含まれている食材を積極的に取り入れることがおすすめ。中でも特に、アルギニンが豊富に含まれている食材には、魚、大豆、豆類、ナッツ等。

シトルリンとは?

シトルリンとは遊離アミノ酸のひとつで、ウリ科の植物に多く含まれており、食品から摂取できる。アミノ酸の状態で生体内に存在しており、特にアンモニアから尿素を生成する回路で、重要な役割を果たしている。スイカの他にもメロンや冬瓜(とうがん)、きゅうり、ニガウリ、ヘチマなどの植物に比較的多く含まれる。

動脈硬化

動脈硬化とは動脈の壁が硬くなって弾力性が失われ、働きが悪くなった状態のこと。血管の内側に、脂肪分が付着するなどして血栓が生じることによって血管が詰まりやすくなってしまう。進行すると心筋梗塞や脳梗塞を引き起こすこともある危険な疾患。動脈硬化の原因は血管の老化・喫煙・食生活など様々。悪玉コレステロールの数値が高くなる脂質異常症や、高血圧・肥満・糖尿病の人は、動脈硬化のリスクが高いと言われている。糖質脂質の多いドロドロ状態の血液を放っておくと、動脈硬化のリスクが高まる。動脈硬化の予防には、運動不足解消など生活習慣を見直すのはもちろん血液をサラサラにする効果がある食材を日々の食事に取り入れることが大事だ。

トマト入り具だくさん味噌汁(血栓対策)

材料(2人分)

・じゃがいも40g・玉ねぎ40g・にんじん20g・トマト30g・いんげん6g・味噌20g

削り節6g・水220g

作り方

下準備・じゃがいもは四角切りで厚さ5ミリ程度とする。

・にんじんはいちょう切り、玉ねぎは細切り、いんげんは2cm、トマトは角切りにする

            ・削り節でだしをとる。

1:鍋にだし汁を作り、にんじん、玉ねぎを入れて火にかける。

2:沸騰したら、じゃがいも、いんげんを入れて煮る。

3:味噌を入れる。

4:トマトを入れて沸騰したら出来上がり。

トマトにはうまみ成分であるグルタミン酸がたくさん含まれる。削り節から出たイノシン酸との相乗効果でよりおいしい味噌汁に!

※ベジブロスを使うと栄養効果抜群に!

※ベジブロスとは、野菜のクズをダシにすること

作り方

1:鍋に水と野菜の切れ端を入れ、お酒を加えます。このお酒が、野菜の旨味を引き出してくれます。

2:弱火で20~30分加熱しましょう。野菜がふつふつと踊る位の水加減で、じっくり火を通してください。

3:火を止め、ボールにザルのせて野菜を濾して完成です。

農薬が気になる場合は?

皮やヘタで作るベジブロス。残留農薬が気になる場合は、重曹を使って落とす。

手順

1:ボウルいっぱいの水に対し小さじI杯程度の割合で重曹を溶かします。

2:重曹水の中に野菜くずを入れつけて、1分ほど放置。時間を置きすぎると野菜そのものの栄養素が溶けてしまうので注意。

3:流水で重曹をしっかりと流して完了です。』

ベジブロスに関しては、加筆しました。ベジブロスって、全く知らなかったので・・・

血管

今回も大沼史郎先生主催のナチュラルメディスン発行のチラシから血管に関する情報を紹介いたします。血管に関しては長い文章になっているので2回に分けてご紹介いたします。

『血管の種類血管には、動脈、静脈、毛細血管の3つがある。血液は心臓から押し出され、全身の細胞に運ばれた後、細胞から二酸化炭素や様々な不要物を回収し、それを処理する臓器に届けながら心臓へと帰って行きます。この心臓からの血液を運ぶ“行きの血管”が動脈、不要物を回収した血液が通る“帰りの血管”が静脈。毛細血管は、動脈から伸びて体の隅々まで張り巡らされるため、どんなに心臓から遠い体の部位も元気に活動することができる。動脈と言う太い幹線道路でまとめて荷物(血液)を運び、そこから伸びている県道や農道(毛細血管)を通って一軒一軒の家(細胞)に配るイメージ。

動脈は大量の血液をいち早く運ぶため太くて丈夫にできている。特に心臓から出ている大動脈が、大人だと直径3センチ位ある。しかしそこから枝分かれした毛細血管になると体の隅々にまで血液を送り届けなければならないため非常に細く、その直径は、わずか0.01ミリ程度。さらに1番細いところでは5ミクロンしかない。この5ミクロンは、ちょうど赤血球の直径と同じサイズ。静脈は血液を心臓に戻すための血管。よって動脈よりは細く、血液も比較的ゆっくりと流れている。また静脈は重力に逆らって血液を心臓に戻す血管であるため、血液の逆流防止のため弁がついている。酸素や栄養などをたっぷりと積み込み、動脈、毛細血管を通って各部屋各細胞に到達した後、今度は二酸化炭素や老廃物を積んで静脈を走り様々な臓器に寄りながら最終的に肺に戻ってくるそこで二酸化炭素を下ろし新たに酸素を詰め込み再び心臓へ行き全身へと押し出される。

血管を全部つなげると地球を2周半!

長さのある臓器で言うと腸が挙げられるが、十二指腸、小腸、大腸、直腸をすべて伸ばすと7~9メートルもある。さらに腸は縦の収縮だけではなく横の収縮性もあるため面積も広い。全部切って広げるとテニスコート2面分に相当。

血管は酸素や栄養素以外にも多くの重要なものを運んでいる。その代表がホルモン。「痛い」「危険」等の緊急時には迅速に対応しなければならないため、その情報は神経を介して瞬時に各細胞に伝達される。また決まった時間や期間に指示を出すケースについては脳や甲状腺などからホルモンを分泌し血液で運び、各機関に働きかけて伝えている。このように血管は常に様々なホルモンを全身に運び私たちの健康を維持し体のリズムを整えてくれている。その他血管は酸素を運ぶ赤血球やウィルス、バイ菌をやっつける白血球なども運んでいる。(参照:血管を鍛えると全て良くなる加藤雅俊)』

血管は酸素、栄養素、二酸化炭素、老廃物、ホルモン、赤血球、白血球等重要な物を運んでいるカラダに巡らされた道路である事が分かります。しかも地球を2周半するほどの長さになり、毛細血管になると5ミクロンという直径で赤血球と同じ大きさになるのですから驚きです。そのためにも、サラサラの赤血球にならないと、隅々まで血液が流れなくなるのです。大根おろしやオニオンスライスを最後に食べることをおすすめします。