たいぎい

「先生・・・・〇〇ですけど、母親(90才)が、たいぎい言うてるんで、今日の予約・・・申し訳ないのですが、キャンセルしてよろしくでしょうか?」

「この暑さじゃったら、たいぎいですよ。無理しないのが一番です・・・お大事にするようにお伝えください・・・・お電話ありがとうございました。」

と、本日1件のキャンセルがありました。ご高齢の方にとって、この猛暑は尋常(じんじょう)ではありません。無理は禁物、良い判断だと思います・・・・それより、久々に聞く「たいぎい」という言葉に愛媛の昭和の響きを感じ、ちょっと嬉しくなったのです。

私の鍼灸院の近くには、中学校、高校があるので学生が自転車に乗っての会話をよく耳にします。

「・・・・じゃけん。」という伊予弁を聞くと安心するのですが、関東方面の言葉っぽいアクセントやら、「・・・じゃねい?」などと背中がぞーーーっとする言葉を聞くと、ちょっと付いていけない感・・・

たいぎいは、大儀・・・「型にはまった仰々しい式典」から、来ているのでしょう。大儀そうは、そんな仰々しい式典になりそう・・・・そしたら、つまらん、しんどい、行きとうないと、なります。

小学校の頃、式典の練習をよくしましたが、そのたいぎい事、この上もないものでした。

そのたいぎい事が、今となっては懐かしく貴重な体験として感じられます・・・・欧米風建築の家並みの中で、茅葺民家に出会ったような感じなのかもしれまん。

チッパーシュレッダー

 

6月末、愛媛県立美術館で展覧会に参加したあと、治療院横にあるガレージに積み木を保管していました。しかし、今後展覧会を開く予定もなく、コロナ禍が終息しそうもない現状では、保管出来ないと判断しました。ガレージに数箱残して、残りの40箱は、軽トラックで3往復し、実家に運び込みました。

弟が、チッパーシュレッダーという、竹や樹木を粉砕する機械を購入したので、これで細かく刻み、それをくん炭にします。実家の周りには、竹林が多くあるため、それらを伐採しチッパーシュレッダーで粉砕してやはり、くん炭し畑に戻しているようです。

くん炭の内部の断面は、細かい穴があるため、排水、保水に優れています。また、PHが高い(アルカリ性)ので、酸性の土壌に入れるといいようです。また、くん炭のニオイをアブラムシが嫌いなため、寄り付いてこないそうです。そして、菌の増殖を抑制して菌を減らす静菌作用があるそうです。そのため、弟にはクスノキを粉砕したものをくん炭してもらい、我が家の畑にたっぷり入れたいと思います。

キュウリの葉っぱのベト病対策になりますように!

キュウリ

 

今年は、豪雨が続いたこともあり、キュウリが不作だそうです。スーパーに並んでいるキュウリ1本が50~100円もするそうです。家庭菜園を始め、この1か月は毎日3~5本のキュウリを食べ続けています。この日々を過ごしていると、何でもっと早くから家庭菜園をしなかったんだろう・・・・なんて思ってしまいます。

もっとも、初心者なので1株から10~20本位しか取れていないと思います。キュウリは4株あるので、何とか農家の方の1株分くらいにはなったかも・・・知れません。上手くいかなかったのは、豪雨続きでベト病になった葉っぱをそのままにした事だと思います。

ベト病は、カビによって発生する伝染病なので、見つけるとすぐにベト病になった葉っぱを伐採して燃えるゴミとして出さなくてはなりません。それがやっと分かりました。このベト病には、つくしの花粉で作った農薬がいいとのこと、来年はしっかり作ってみようと思います。

セキセイインコの習性

以前、NHKの「ダーウィンが来た」でセキセイインコの特集がありました。オーストラリアの原野で群れになって生活するセキセイインコは、ミドリ、黄色を基調とした同じ様な色調だったと思います。そして、鷹(たか)などの天敵から身を守るため、イワシが海で一塊(ひとかたまり)の巨大生き物のように泳ぐように、やはり、セキセイインコは大きな塊(かたまり)で飛びます。その群れからはぐれたインコが、天敵のエサとなってしまいます。

この生き残るための習性が、飼い主やパートナーのインコと同じ行動パターンを作ります。あの番組では、飼い主が食事を取っていると、インコがエサを食べ始め、飼い主がうとうと昼寝をすると、インコも昼寝をしていました。

我が家のキーとボーを見ていると、やはり片方が目をつぶってウトウトすると、もう片方がウトウトしています。一見すると、可愛いたわいもない仕草ですが、これも生き残るための習性。未だ行ったことのないオーストラリアの原野に集団で飛び回るセキセイインコの群れに思いを馳(は)せるのも気持ちの良いものです。

セキセイインコの新居

「最近、セキセイインコを飼っているのよ。」と何気なく話始めると、50才代の女性患者Aさんが、ニコニコしながら、

「先生、私も飼ってます。」

「えっっっ、そうなんだ・・・・そしたら、連れて来るね、見てくださいよ。」

ということになり(置鍼が終わり、雑談中のお話です)、2羽の入ったケージを持って来ました。

「先生、ケージが小さい。」

 

 

 

 

 

「・・・・・そうなんよ・・・最初、1羽で飼い始めたけん・・・」

などという会話の結果・・・・Aさんが、粗大ゴミで出すはずだった大きなケージを頂くことになり、本日の治療日に早速持ってきて来れました。ケージには止まり木がありませんが、私は、クスノキの枝をたくさん持っています(6月の愛媛県立美術館の展覧会で使用)。そこで、Aさんに置鍼をして、ベッドでゆっくり休んでいただいている間に、ケージの止まり木や、ブランコを作りました(しっかり、治療はしています)。

2羽(キーとボー)は、大きな水飲み箱で、生まれ初めての水浴びを楽しんでいました。

Aさん、本当にありがとうございました😊

セキセイインコのキーとボー

実は,10日ほど前から、セキセイインコを飼い始めていたのです。猫のチャルルを3日間預かった時は、となり部屋に移動していました。非常におとなしい2羽は、インコ独特のギャアギャア鳴きをしないので、チャルルは全く気にしていなかったようです。そして、インコに気付かないまま、今日お家に帰りました。

さてセキセイインコですが、2羽とも生後1ヶ月ほどの子供です。そのため、オスかメスか分かりません。オスは鼻が青っぽいなるのですが、どうもなりそうもない。多分2羽ともメスだと思います。穏(おだ)やかな2羽を見ているとペットにぴったり!と思うのです。

ちっちゃなカゴに入れているので、たまに居間で自由に飛んでもらいます。2羽は仲がいいので、カゴより広い空間でも、ハンガーで一緒です❣️

スラバ

最近、慢性的な疾患の方には、後頭部の置鍼をする事が多いので、置鍼後、奥のベッドで休んでもらうことより、待合室のイスに腰掛けていただき休んでもらうことの方が多くなりました。
すると、世間話で花が咲くのです。だいたいは、私が聞き役で患者さんのしゃべってもらいます。(もちろん、マスクをしソーシャルデイスタンスを取って、換気十分)カラダや治療に関する質問の場合は、どんどんお話をしますが、プライベートなことはあまり話しません。

ところが、60才代の男性患者Bさんには、何故か私の青春時代の話をポロッと喋ってしまいました。

「土方巽一周忌として、ベルリンのクンストラハウスベターニアンという美術館で、日本の舞踏家が大集合し、大規模な舞踏フェスティバルがあったんです。」

「舞踏・・・・というと、大野一雄さんとか?」

「ええええ、よくご存知ですね!そうです、大野一雄さん、田中泯(みん)さんらが参加され物凄い評価を受けました。それに天才舞踏家・石井満隆さんが呼ばれて、私はカバン持ちで付いていくことになったんです。」

「先生も踊っていたんですか?」

「・・・・踊ってはいないのですが・・・・当時から積み木をやって子供達と遊んでいたんです。ただ、石井満隆さんのワークショップには常に参加し、カラダを使った表現はしていました・・・・で、石井満隆さんは、ポーランドの国際フェスティバルにも招待されていたのですが、チェルノブイリ原発事故直後だったこともあり、私が急きょ、参加する事になったんです。」

「当時は、東西冷戦でポーランドはソビエト連邦から国家予算を奪われていたので、ポーランド人は、ソビエト連邦を嫌っていました・・・・そんな中、私はフェスティバル期間、ホテルで同室だったのが、インド人の大道芸人とソビエト連邦からのピエロ・・・・スラバだったのです。」

「スラバ??・・・・・しらんけど・・・」

「インターネットで探してみますね・・・・これ、です。」

「・・・・・ねっ、凄いでしょう・・・・このスラバの演技は、神業です。フェスティバルの最後に参加したアーティストの前でその演技を見せてくれましたが、あれほど感動したことはなかったです。そのスラバがボクと話をしたがるんです・・・・なぜかというと、彼の奥さんが日本人だからです。ところが、私はロシア語が全然分からない・・・・その時、インド人の大道芸人がポーランド語がわかるので、通訳してくれたんです!」

「先生、青春してたんですね!」

「・・・・そうですね・・・」
などと、喋っていたのでした・・・・おしまい。

www.youtube.com/watch?v=zgKM8SCR1Vc

チャルル再び登場!2日目

別荘に来た気分のチャルル。相変わらず、戸棚の上がお好みの場所のようです。私が夕食をしながら「鶴瓶の家族に乾杯」を見ていると、チャルルが戸棚から「ドスン!」。

こういう時は、エサを催促しているのかも・・・・ドライのキャットフードをお茶碗に入れてあげました。美味しそうに食べるので、ついでにかつお節、柔らかいキャットフード、塩分控えめ煮干しと立て続けにあげました。これで、少しなついてくれるかも知れません。

確かに、今日はかなり接近してくれています。

食事を終えて(2階が我が家)、1階の治療室に行き、忘れ物を思い出して2階に戻ってみると、チャルルは定位置の戸棚の上に戻っていました。ということは・・・私がいたから、わざわざ降りてくれたのかも知れません。

(写真は、接近中のシャルル)

チャルル再び登場!

友人夫婦の愛猫・チャルルが我が家に再び戻って来ました。前回とは違ってもう慣れたものです。私の顔を見ても、なんの反応もなし。前回から気にいっている戸棚の上で、ゆっくりしています。

もう、寝てしまいました・・・・・良かった良かった!

チャルルは、ここを別荘と思っているようです。私にとっても、可愛いチャルルがしばらく居てくれるので、ありがたい限りです。友人夫婦は今回も寝床、トイレ付きの大きなケージを持ってこられたのですが、チャルルにとっては、戸棚の上が最高の居場所。多分、ケージに入ることはないと思います。

前回のチャルルは、ほとんど戸棚の上で生活していたのですが、今回は、あちこちに移動・・・・おっと、隣の部屋にまで行ってました。チャルルはオス猫なので、慣れた別荘でウロウロしたり、外の世界に興味を示しそうです・・・戸締りだけはしっかりしようと思います。

待合室の本紹介(その5)

今回ご紹介するのは、前回と同じく2004年スペイン・マジョルカ島のジョアン・ミロ美術館で子供達と共に制作、指導した作品です。ミロは、「日本の書」に影響を受け数多くの作品を残しました。子供達にもミロと同じ様な体験をしてもらおうと考えたのです。

制作の前日に、子供達に好きな人の名前を聞き、その当て字を作りました。それを楷書で書きますが、これでは、面白くありません。ミロが楷書のきちっとした書に心を打つことは、なかったと思います。書の持つ黒から白の繊細なグラデーション、空間の間、流れ、力強さ・・・・等々あらゆる要素が吹き込まれ作品として生まれています。

では、私がそれを表現できるか?・・・・出来る訳ありません。ただ、自由に楽しく描けばいいくらいは、伝えることができます。そのため、真っ白な画面は用意しませんでした。画用紙に泥を塗り倒したり、足で踏んづけたり、目をつぶって描いたり・・・・自由にやった後に、好きな人の①楷書②遊び字を数秒見せて、作品として完成してもらいました。