すり足

4か月ぶりに大相撲が両国で開かれています。今日の解説者は、荒磯親方(元稀勢の里)。理路整然としていて分かりやすいです。荒磯親方の師匠は、元横綱隆の里。おしん横綱と言われ、インタビューでもほとんど喋らない無骨な人。当時、私は「相撲取りは、話することが出来ない人」と思い込んでいました。ところが、このおしん横綱は、読書家で有名。物凄い理論家だったのです。

荒磯親方は、中学卒業後このおしん横綱親方の元で育てられ、理論家のお相撲さんになられたのです。現在では、早稲田大学大学院スポーツ科学科の学生として勉学に励んでおられます。才能のある人は、早くからプロの世界に飛び込み、様々経験をすることが一番。大学や大学院で学ぶのはいつでも出来ます。

そこで、改めてテレビで相撲を見てみます。今日のテーマは、「足の親指」。土俵際という言葉がありますが、あの俵には、土、砂、砂利が入っているので、足の親指がしっかり「際(きわ)」を感じ、反発する力を得るのです。テレビ画面でお相撲さんの「足の親指」だけを見ると、どちらが勝つかだいたい分かります。

相撲は、ほぼ裸の状態でカラダの動きを見せてくれます。最近の映像はスローモションでも細部がキレイに見えます。カラダを研究するにはこんなに素晴らしいパフォーマンスはありません。

「足の親指」を意識するすり足が相撲の基本。その延長が、今日の石浦と志摩ノ海の相撲のように思います。石浦が足の親指を志摩ノ海のくるぶしに当て、すり足でひっくり返しました。いかに親指の力が凄いかが分かります。荒磯親方も「足の親指まで神経が行き届いていますね。」と、おっしゃていました。

相撲をカラダ研究の素晴らしい素材だと思うと、明日から楽しみがふえます。

置鍼2本

 

「今日は、よう寝たけん体調がええんよ・・・あんまり痛いところがないんとちゃうかなあ・・・」

3年間肩の上がりが悪く、ゴルフも本来は飛ばし屋なのに、短い距離を刻(きざ)むゴルフしか出来なかった40才代の男性患者Aさん。週に2日の通院を続け、3か月でしっかり両肩があがるようになり、5か月目の現在では、可動域を徐々に広げている段階です。

ゴルフでは、全盛期に近い試合が出来るようになり、率先して「打ちっぱなし」の朝練が出来るまでになりました。

「そしたら、両手をグーして、パー!」

これは、左右の偏(かたよ)りを推測するのに役立ちます。このときの施術者(私)は、ボーーっと患者さんの手を眺(なが)めます。左右をキョロキョロ見てはいけません。ボーーっと見ていると、どちらが白っぽいかが分かります。白っぽい手の方が、血流が悪いのです。今回のAさん、あまり差がありませんでした。そして、Aさんの言う通り、上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)は、どこも痛くありません。

「ホントじゃね・・・柔らかいね・・・そしたら、首触って、内臓の状態を診(しら)べるけんね・・・」

首も柔らかく、左の腎、膀胱の診断点に少し痛みがある程度です。こう言うときは、腎と膀胱の診断点で痛い方を聞いて、その治療点に置鍼します。Aさんは腎の診断点の方が痛いようです。

そこで、置鍼。しかし、最近少し変化があります。置鍼1本にかける時間、想い、イメージが密になった気がするのです。感性の豊かなAさん、そこを感じとっているようなのです。

「先生、今の効いた・・・・・肉が鍼を咥(くわ)えるように取り込みよる・・・効いた、効いた!・・肩もよう上がる。」

「そしたら、ここ痛い?」

「・・・・痛ない。」

膀胱の診断点の痛みが無くなったようです。そこで、左肩の可動域をアップするため、左耳の上にある圧痛点に置鍼。

「先生、これも効いた・・・・もうええ、先生、十分じゃ!・・・今日はこの2本でええ!」

ということで、終了。後は、世間話に花が咲きました🌸

操体法とYNSA の融合

前々回から、操体法のみの治療を行なっている70才代の男性患者Cさん。現在、農業に従事されているので、作業時のカラダの異変には敏感になっておられます。前々回、仰向けになってもらうと、左足の方が2cm長くなっていたのですが、今回は同じ長さを保っています(ご本人が毎日、操体法をされているようです)。

操体法を行う前に、山元式新頭鍼療法(YNSA)の合谷診(人差し指と親指の間の触診)、上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)、首診を行い、操体法後、再びそれぞれの触診を行いました。結論からいうと、操体法で全ての圧痛点がなくなりました。今後ともCさんの治療法では、山元式新頭鍼療法(YNSA )の枠組みの中に操体法を入れ、鍼を使用しないYNSAを作ってみようと思います。

Cさんは、両膝痛のため膝ウラに圧痛点があります。特に左膝から大腿内側に硬く大きな筋(すじ)があります。これを取るには、色々方法があるのですが・・・・言葉で説明すると、ややこしくなるので、省略。

左右の膝が楽になりました。

「先生、脚(あし)が軽いです・・・・」

次に仰向けでゆっくり寝てもらいます。操体法で全身がゆるんでいるので、改めて左上腕診をし、最も痛い診断点を探ると、左大脳。そこで、大脳の治療点に軽く指先を当てるだけの操法を行います。

「・・・なんか、左の太ももに圧がかかっている感じです・・・・」

7~8分間続けると落ち着いて来たようです。今度は、左の首診。心と三焦(消化器)に圧痛点があります。そこで、最初は、心の治療点に軽く指先を当てます。

「・・・・左肩が、なんか・・・気持ちいいです。」

Cさん、半分意識が飛んで頭は覚醒しているのですが、カラダが寝ている状態です。やはり、7~8分続け、今度は三焦(消化器)の治療点に指先を当てます。

「・・・・気持ちいいです・・・・」

しばらくして、私はベッドを離れ、Cさんにはゆっくりしてもらい、時間が来たので起きてもらいます。治療前の上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)、首診の結果は、下記に圧痛点がありました。

上腕診

左:頸椎、胸椎、小脳

右:頸椎、腰椎、大脳、小脳

首診

左:腎、膀胱、肝、胆、三焦(消化器)、脾

右:肝、胆、心、肺

ところが、操体法での治療後は、圧痛点が全て消えました。以上今日の結果でした。

バジルは花を咲かせない!

家庭菜園の先輩で50才代の女性患者Aさんから、

「あっ、花が咲いている・・・・バジルは花を咲かせると、もう人生を終えようとして、枯れていくんですよ!だから、どんどん切って行って新しい茎を作るようにするといいですよ。」

「あ・・・・そうなんだ!なるほど・・・・・」

植物は花を咲かせ種(たね)をつくることで、種(しゅ)を守る・・・・・考えてみると、当たり前。キュウリなどは、次々と花を咲かせ実を作ります。ところが、バジルのように葉っぱを料理に使う植物は、花を咲かせることが、終焉を意味することなのでしょう。人の一生も早くから花を咲かせてしまうと、終焉を早めることになるかも知れません。

まだ花を咲かせることが出来ていない私の人生、いつかはポッと咲いて種(たね)をまいてみたいものです。

「先生、このゴーヤ上まで伸び切っているでしょう?これは、上を切ってしまわないと、横に伸びないんです。」

「・・・・なるほど・・・」

言われてみると、当たり前。ところが、言われないとわからないのです。「横に枝を張ってくれない・・・???何で・・・」とただ呆然(ぼうぜん)とゴーヤを見る日々が続いていたのです。分かってしまうと、なんでもないことなのです。

「先生、今植えているカボチャも、おんなじで、一本のツルだけ伸ばしていたら1個だけしか出来ませんよ。ある程度伸びてきたら切って横にドンドン伸ばしてください。増えて、楽しいですよ!」

いいアドバイスを毎日、色々患者さんから伺っています。ありがとうございます😊

追伸:Aさんからは、切ったバジルの料理方法を教わりました。

「新聞紙などに置いて、乾燥させミキサーで粉々にすると、ピザに振りかけたり・・・・あと、オリーブオイルにニンニクと一緒に入れると、美味しいですよ。乾燥バジルは買うと高いので・・・捨てるところなど、ないですよ❣️」

お腹が痛い

「先生、今日はお腹が痛くて・・・・仕事場でも、何度もトイレに行くので、同僚に心配されるぐらいでした。病院では、薬で治れば腸炎、治らなかったら虫垂炎かも知れないと言われました。」

30代の女性患者Bさん、引っ越しの準備でストレスがたまり、お疲れのようです。
合谷診(人差し指と親指の間触診)は左。左側から治療を始めます。
上腕診(肘内側横紋周辺の触診)

左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(1)、脳幹(1)、大脳(1)
右:頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳

今回は、左右の圧痛点に差がなく、左右ともに痛いそうです。ただ、合谷診では、左合谷に圧痛点があったので、左側のみの治療にしました。それぞれ左ひたいの生え際に1本の置鍼で左肘の圧痛点はなくなりました。これで、自律神経が整いました。お腹が痛いBさんにとってストレートに効く治療法です。

続いて、首診を行い内臓の状態をチェックします。
左:肝、胆、心、大腸、三焦(消化器)
右:腎(0)、膀胱(1)、胆(0)、心(1)、大腸(1)、三焦(1)、小腸(0)

置鍼の前に、もう一度合谷診(人差し指と親指の間触診)を行うと、右合谷の方が痛いとのことなので、右側頭部のみに置鍼の治療となりました。この首診で大腸の診断点に軽く親指を当て、圧をかけると、

「あっ痛い、痛い、痛い・・・・お腹が痛い❗️」

と、Bさんは右腹を抱(かか)えて絶叫。

「えっ・・・・ここは、大腸の診断点なんじゃけど・・・お腹に響くん?」

「はい!痛い、痛い・・・グ〜って来ます。」

「・・・・なるほど・・・山元先生は、凄いね・・・これを見つけたんじゃけん・・・」

大腸診断点は、首と肩の境目あたりにあります。そこを軽く圧をかけるだけで、大腸に響くのですから・・・・本当に驚きました。上記のように置鍼をすると、

「先生、冷えてた両手とお腹がポカポカ暖かくなって来ました!」

とBさんニコニコ顔。それで、治療は終了。後は、世間話をして過ごしました、おしまい。

日陰作り大作戦

太陽は東から上がってガンガン畑を照らしています。そこで、軽トラを頭から西方向へ、突っ込んで駐車。すると、立派な影が出来ました。クスノキの葉っぱでマルチのようにカバー。やや小ぶりのトマトには、キャリーを2箱かぶせ通気性のある日陰を作りました。

これで、何とか直射日光を防ぐ事ができました。治療の合間に様子を見にいったのですが、大きい苗は平気なのですが、小さい苗にはきついようです。少し干上がりそうです。

幸い、午後からは雲が出て来たので小さい苗も耐えられたようです。クスノキ の葉っぱでカバーした上に、生の葉っぱを沢山置いたので、しっかり湿気を保つことができたようです。

午後7時過ぎに、水をたっぷりあげました。

午後9時ころに懐中電灯を持ち出して、もう一度様子を見に行くと、しっかり水気があったので一安心です。明後日からの雨に期待しましょう。

トマトの植え替え

松山市34.3°C。

梅雨の合間の猛暑・・・・何もしたくないはずです。日が暮れ始めやっとトマトの植え替えをする気になり、一気に4本。

明日は、晴れそうなので今日の植え替えは失敗かも知れません。午前中の日照でグッタリしそう・・・・早朝の水やりが勝負です。明日を乗り切れば、再び梅雨に戻りそうなので育つと思います。

当たり前のことですが、植え替えは、天気予報を見てからするものなのですね・・・・

そこで、明日だけの対策を思案。

クスノキの葉っぱを、苗の周辺にたくさん撒(ま)き、マルチとして湿気を保つようにし、段ボール箱でカバーする・・・・・なんかいけそう❣️

畑完成

久々の晴れ間が2日間続きました。その2日目に友人が山土(真砂土=まさどorまさつち)を軽トラのダンプカーで2杯畑に入れてくれました。それにしても、軽トラのダンプカーは、小回りが効いて、しかも効率的ですね・・・・海外で軽トラに人気があるのは、うなずけます。

お陰様で立派な畑が出来ました。クスノキの丸太を並べた様は、チョット龍のようです。初めての家庭菜園で、しかも狭い畑だと失敗はします。今回は、水をやらない方がいいトマトと、水大好きのキュウリを一緒に植えてしまいました。そのため、徐々にトマトエリアとキュウリエリアを分けていこうと思います。

トマトの挿木(さしき)は、色々やってみて今のところ一番いい方法。

水を入れたビンに1~2週間つけておくと、根っこが生えてくる。それを斜めに挿(さ)して、その横に竹で「踏まないこと!」と印(しるし)をつける。斜めに挿(さ)すと、根っこが多く出やすいようです。

今日は、畑に牡蠣(かき)を粉にした石灰と、牛糞肥、バーク肥、竹炭をたっぷり入れ、フカフカにしました。真砂土(まさど)がたっぷりあるので水はけがよく、堆肥も大丈夫。水は水素風呂の残り水を使い、生ゴミから出来る液肥を週に一回位あげています。

明日は、トマトの移植をします。

チャルルの2日目

昨夜は、キッチンの隅(すみ)で片目だけでこちらを見つめ、曲がった尻尾(しっぽ)をこちらに向けていました。「チャルル」っと呼ぶと、尻尾(しっぽ)を2~3回ウチワを扇(あお)ぐ様に動かして、返事をしてくれました。

そして、今日。

居間の戸棚の上が居心地がいい様で、そこから全く動かない状態です。エサもお水も口にしません。チャルルにとって、うちは断食道場のようです・・・・これから、私が治療室に移動します。そのため、チャルルは7時間程、自由に動けるのですが・・・・果たしてどうなっているのやら?

治療の合間にチョット様子を見に行ったのですが・・・・・同じ場所にいて、全くエサを食べていません・・・・・どうやら、ハンガーストライキに入っている様です。ご主人夫婦は、日曜日の午前中にチャルルを迎えに来られますので、そこまでハンガーストライキをしても、大丈夫!死ぬことはありません。とりあえず、チャルルのいるところにエサを移動して様子を見ることにします。

アメリカに連れて行ったネコ達が大変な思いをした苦い思い出が頭をよぎります。一足早くアメリカに引っ越した娘ネコ・ハルは、逃走していなくなりました。アメリカには、自分のカラダを舐(な)めることもできないくらい太ったネコと、納屋のネズミ狩り用のネコが居て馴染めなかったのでしょう・・・・・可哀想なことをしてしまいました。

我々と一緒に引っ越しした母ネコ・ミミは、デカ猫に遠慮して2階から降りることは、1度もなかったと思います。ミミが日本人の感覚を身につけていることのいじらしさを感じました。

チャルルも全く違う環境で、全く見たことのない人にエサをもらうことに、納得していないのでしょう・・・・よく分かります。ハンガーストライキがんばれ❣️

追伸:たった今、チャルルの様子を見に行きました・・・・ハンガーストライキをすんなり止めて、エサを食べていました。これで、一安心。