天国と地獄

ダンゴムシパーティーその後のその後

ー天国と地獄ー

ダンゴムシ捕獲作戦の続きです。

ダンゴムシは、コーヒー豆殻(コーヒーを淹れた残りカス)が大好きですが、その汁であるコーヒーをスプレーで撒(ま)くと逃げ回ります。それで、ダンゴムシはコーヒーが好きなのか嫌いなのか、さっぱり分からなくなりました。

そのため100均で深めのタッパーにコーヒー豆殻(コーヒーを淹れた残りカス)を入れ畑に埋め込み、やや深めのタッパーにコーヒー豆(コーヒーを淹れていないので香りが強烈)を入れどうなるか実験をしました。

その前に、昼間深いタッパーに好物のコーヒー豆殻を入れ、ダンゴムシがどのようにタッパーへはいって行くか観察したのですが、高所恐怖症のダンゴムシは怖じけずいて入りません。ところが、夜を経て朝になって深いタッパーをのぞくとダンゴムシが増えていました。これは、推測ですが、ダンゴムシの視力に関係があると思います。ダンゴムシは太陽の位置がわかる程度の視力はありますが、あまり良くありません。多分、好物のコーヒー豆殻の香りに惹かれて真っ暗闇に落とし穴というパターンで捕獲できるものと思います。そのため、小細工する必要はないようです。

それでは、①コーヒー豆殻+深いタッパー②コーヒー豆(香り強烈)+やや深めのタッパーの3日後の結果は・・・・・・天国と地獄(ダンゴムシにとって)でした。

①では、嬉しそうに凄い数のダンゴムシがパーティーをしています。

②では、丸まって死んでいました。

多分、コーヒー豆のカフェインがダンゴムシにとって毒。毒を抜いたコーヒー豆殻は好物ということだと思います。①では大好きなフグ料理を食べている状態②では、毒入りフグ料理を食べ徐々死んでいく状態となっているようです。

しばらく、観察を続けてみます❣️

初きゅうり

2週間ぶりの来院ご夫婦が、自然農薬の本をくださった患者さんです。

このご夫婦は、徹底した無農薬栽培を何十年もしておられます。9時からの診察ですが、畑でこの2週間の展開をみていただきたいので、8時45分に長ぐつを履(は)いて畑仕事をしながらお出迎えしました。私には、この畑がどのようになっているのかよく分かりません。しかし、ご夫婦は一目で何かが分かるようです。

「先生、この畑は通りすがりの人が、見よります・・・本物をやろうとしとるんが、分かるんです。

今度は、どうなっとるんじゃろか?・・・言うて、楽しんどるんです。」

「・・・・・・?」

「化学肥料まいたり、農薬まいたりしているのとは、違うんです・・・きゅうりの葉っぱの色が全然違うんです・・・・ありゃ、きゅうりが出来とるがな。この最初のきゅうり、食べておみなさい。」

「えっ・・・・もう食べてええんですか?」

と、昨日の雨で一気に大きくなったきゅうりを、私が生まれて初めて作ったきゅうりを食べました。しっかりきゅうりの味・・・・歯切れがいいだけでなく、ほんのり甘みがあるのに驚きました。実はこの甘み、ご夫婦を治療している間も、ほんのり口の中にあるのです。

「先生、味が違うでしょう?・・・これは、自分が作ったという思いと、自然の恵みがからまって売っとるもんとは、違うもんになるんです。」

何十年も無農薬に徹して生きておられるお二人、私のやっていることはお見通し。その後も

濃厚な会話が続き、あっという間に30分過ぎてしまいました。次のご予約が2週間後です。それまでに、細かい経過報告書を作ってみようかな・・・・・最高に楽しんでいます❣️

若いって素晴らしい!

高校3年生の男子患者A君、一昨日体育の授業で体力テストがありました。頑張り過ぎて、昨日朝起きた時から、腰が痛くて、痛くてすわっていても我慢出来ないくらいだったそうです。今日は、それほどの痛みではありませんが、腰椎の左側に痛みがあります。

合谷診(人差し指と親指の間の触診)でも明らかに左手の方が痛い。こういう場合は、左側から治療します。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)・・・これで、頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳の状態を診断します。圧痛点が生じた個所の治療点が頭にあり、置鍼します。

左:頸椎(0)、胸椎(0)、腰椎(2)、脳幹(1)、大脳(0)、小脳(0)、

右:なし

今日は上記の3本(腰椎2本、脳幹1本)で終了。

あれだけ、痛がっていたのですが、全く痛みが無くなりました。もう少し具体的に治療点を紹介します。

脳幹治療点は、オデコの中央部やや左の生え際よりやや上の圧痛点。ここに置鍼し、診断点である左の二の腕(上腕二頭筋)圧痛点が無くなったことを確認します。

次に、左肘の内側の圧痛点をしっかりと確認(ここが、腰椎の診断点です・・・ここに圧痛点があるということは、腰椎に歪みがあるということです)し、治療点である左耳とコメカミの間にある圧痛点に置鍼。

「これで、痛みはどうなってる?」

「・・・・上の痛みはなくなって・・・下のここらあたり(仙骨)です。」

「そしたら・・・ここ(耳のウラの上側)痛くない?」

「痛いです。」

「う~ん・・・ここね、わかった・・・・・・これで、どう?」

「・・・・痛くない・・・・・です!」

「そしたら、これで終わり・・・・あとは、ゆっくり休んでください。」

治療時間は10分ほどでした。山元式新頭鍼療法(YNSA)の凄さを感じつつも、思いました・・・・若いって素晴らしい!

コーヒー豆殻パーティーその後

さてさて、翌朝ダンゴムシのパーティーがどうなっているの・・・って、コーヒー豆殻を入れたやや浅めのタッパーを覗(のぞ)いてみました。すると、パーティー解散状態。半分のダンゴムシは、タッパーで、もう半分は外に出てワイワイしていました。解散モードでワイワイしている輩(やから)をもう一度タッパーにもどして作戦を練り直すことにしました。

タッパーの浅すぎが一番の問題。これが深いものであれば、ダンゴムシが、自由に外へ出ることはなくなります。つまり、ダンゴムシを生け捕りし、ペット化出来るのです。そこで早速、100均に行き、深めのタッパーを買い、ダンゴムシとコーヒー豆殻を入れました。深さ5cmくらいはあるでしょう。畑に5cmくらいの深さの穴を掘り、タッパーを埋め込みました。

もちろん、中のダンゴムシは外にでることはできません・・・・しかし、ここで問題が!

コーヒー豆殻のニオイにつれられてやって来たダンゴムシは、タッパーの深いへりまでは、来るものの、高所恐怖症なのです。オドオドして全く飛び込む気配がありません。このままだと作戦失敗。

そこで、考えました。以前100均で買ったプラスチックの漏斗(じょうご)で滑り台大作戦。夜思いついて、設置したところです。この状態で明日1日置いて、経過観察することにします。

ついでにもう一つ実験しています。100均でやや深めのタッパーを買い、安いコーヒー豆をそのままタッパーに入れ経過観察。これは熱湯を淹(い)れてないので、香りが強いのです。ダンゴムシは、コーヒー豆殻は大好物ですが、コーヒー自体は嫌いなのでどのような反応になるのか・・・

これは、次回報告いたします。ダンゴムシの気持ちになると、色々面白いものが見えてきますね~

コーヒー豆殻パーティー

ダンゴムシは、コーヒー豆が大好きなのが、よ~く分かりました。

コーヒー豆の餌箱に畑中(はたけじゅう)のダンゴムシが集まっているようです。これだけ、コーヒー豆を食べてくれるのなら、新芽を食べないかもしれません。ということは、この畑のペットとして飼うのも一つの案かも・・・・

もともと、ダンゴムシは落ち葉を食べてフンに分解してくれるので、益虫でもあります。もし、コーヒー豆>ナスの茎>落ち葉くらいの関係でコーヒー豆が一番好きなら、ダンゴムシにとっても天国(大好きな食べ物が、お家❣️)だし・・・・今、畑を見てきたのですが、やはり、畑中(はたけじゅう)のダンゴムシが集まってコーヒー豆パーティー🎉で大賑(おおにぎ)わい。そして、畑はひっそりとしています。

こうなると、コーヒー飲むのも飲みがいが出てきます。たくさん豆殻を集め、お腹一杯食べてもらい、ダンゴムシには、コーヒー豆中毒になってもらいましょう(人でも、毎日飲まないとダメな人、コーヒー中毒いますよね)。そして、涼しく快適なお家から一歩も出ないで、いてもらいましょう。このことを、「家庭菜園の師匠」の娘さんに話すと、

「・・・・今見てきた❣️あれ、いいわね~、私もやろうかしら・・・ホントね、あれだったら他の新芽を食べないかも・・・・」

「でしょう?ペットとして飼えるかも・・・・」

「私は、コーヒー豆は、畑にまいていたの・・・今まで」

「それって、良くないみたいですよ、ダンゴムシは、コーヒーが大嫌いなのに、コーヒー豆殻が大好きなので、集まって来るみたいですよ。」

「あらっ!・・・そしたら、私エサまいて畑で飼ってたんだ‼️・・それで、ダンゴムシが多かったんだ。」

「・・・・ですね・・」

少し、とらぬ狸(たぬき)の皮算用的な雰囲気がありますが、ほんのちょっぴり勝算ありです。

それでは、「家庭菜園の師匠」から戴(いただ)いたトマトの苗をこれから植えに行ってきます。

野菜の気持ち

 

 

 

先日、患者さんの奥さんの「家庭菜園師匠」が来院されました・・・というか、畑見学に来られました。この「家庭菜園師匠」は、奥さんのお母様です。畑を見て言いたい事が、たくさんあるそうなのです。実は、この日を私は待っていました。とにかく、何をどうすればいいのか、さっぱり分からない状態が続いていたのです。

「このトウガラシの苗が、ナスが近くて嫌じゃ言うとる。もっとノビノビしたい言うとらい。この苗は、ソロソロ肥料が欲しい言うとるな~・・・・フキは、こんなに日当たりがええとこじゃのうて、ええ。あっちの隅で十分じゃわい。ほっとっても生えてくるけん・・・・ウチじゃ、フキを食べん日がないくらいじゃけん。」

ということで、師匠のいわれる所に、トウガラシとフキを移植。

「ごめんなさいね、色々言うて・・・このトマトの新芽は取ったらええ・・・これも、それから・・・これも・・・」

「こんなに取ってええんですね。」

「キュウリのツルが上に行きたい言うとるじゃろう・・・助けてあげたらええんよ。」

などなど、次から次へと野菜の気持ちを教えてくれます。見る見るうちに庭が元気になっていきました。そして、ついつい弱気の本音を、ぽろり。

「今年は、初めてなんで、あんまり出来んかってもええんです。」

「それは、ウソじゃ!やるからにゃ、ええもんを作らにゃあ!」

目が覚めました。いいもん作ります。師匠の言葉が身にしみたのであります。

そこで、ダンゴムシ。ズッキーニの葉っぱ2枚は、コテンパンにやられました。そこで奥さんから提案がありました。

「ダンゴムシは日中暑い時、涼しいレンガなどの下に隠れるの。私は、草引きした草に水かけて鉢をひっくりかえして置くの・・・・そして4時頃に鉢をひっくり返すと、ダンゴムシがウジャウジャいるので、それをビニール袋に入れて天日干しにするの・・・」

そこで、私も考えました。ダンゴムシはコーヒーが大嫌いなのに、豆殻は大好物。そこで、草引きの草の代わりにコーヒー豆殻を畑に置き、鉢をかぶせてみました。果たしてどうなるのか・・・楽しみです

 

 

スキップ

私と同い年で、誕生日も近い女性患者Aさん。友達感覚で治療に入れるので、治療時間が楽しいのです。Aさんは、左膝下の脛骨(けいこつ)にクサビのようなモノを入れて、O脚を矯正しました。そのため、今でも左膝に違和感を感じています。

「先生、今日は、左膝の内側が痛いんよ・・・それと、左目・・・このマブタがあろう、ここが腫れぼったいんよ。チカっと痛い時もあるし・・・」

「あらら・・・そうなん?そしたら、最初に、左目の治療から始めようわい・・・・ここあたりで痛いとこない?」

「痛い、痛い、そこじゃ。」

オデコ中央部やや左上の目の感覚点に置鍼しました。

「どうですか?」

「・・・・・スキットした!」

「そしたら、いつものように始めよわい。この治療は、まず最初に、脳やら背骨の神経を整えて、内臓に働く自律神経を整えます。そして、首をチェックして・・・首は、内臓の状態がどんなんか分かるんよ・・・押して痛いところがあろう?それで内臓のどこが調子悪いかが分かるんよ。

そこを治す点は、頭の横、側頭部にあるんよ・・・ほじゃけん、今日は、これをやってから、左膝を治療しょうわい。」

最近は、ベテランの患者さんにも、治療方法をなるべく分かりやすく説明するようにしています。

合谷診(人差し指と親指の間の触診・・・左右の痛みを比較し、痛い側から治療を始めます)

左>右

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)

左:頸椎(1)、胸椎(0)、腰椎(0)、脳幹(0)、大脳(0)、小脳(1)

右:なし

首診

左:腎(1)、肝(0)、心(1)、大腸(0)、三焦(消化器系)(0)、小腸(0)

右:小腸(0)

(  )内の数は、圧痛点が無くなった置鍼数。(0)は、他の点に置鍼した影響で圧痛点が無くなったことを説明しています。

今回は、1本の置鍼で他の圧痛点が随分なくなりました。さて、これから左膝の治療と思った時、

「先生、このないだスキップしてみたんよ・・・・そしたら、出来んようになっとるんよ・・・今、やってみよか?」

「うん・・・やってみて」

「・・・・やっぱりダメじゃ!」

ということで、左耳のウラにある乳様突起という出っ張りの下にある圧痛点に置鍼しました。

「Aさん、これでどう?」

「先生、一本刺しただけ?」

「うん」

「・・・・・・・・あれ?どしたん?出来た❣️あれ??ウソじゃろ・・・」

ウソではありません、一本で良くなりました・・・めでたし、めでたし。

指を鍼として代用治療

鍼が体質的に合わないので、鍼を使わない鍼治療をしている60才代の女性患者Aさん。今回は、右膝が痛いそうです。他の鍼治療の患者さんと同じように、合谷診、上腕診、首診をします。

合谷診は、左右の親指と人差し指の間にある合谷(ごうこく)というツボを押圧し、どちらが痛いかをチェックします。痛い側から治療を行います。

上腕診は、肘内側の横紋周辺は、頸椎、胸椎、腰椎、大脳、脳幹、小脳の状態が現れています。押圧し、圧痛点があると、その点に対応する頭の治療点に置鍼し、圧痛点を取ります。これが治療です。

首診は、首側面にある腎、膀胱、肝、胆、心包(心臓の周辺)、心、大腸、三焦(消化器)、胃、脾、小腸、肺の診断点を押圧し、圧痛点があれば側頭部の治療点に置鍼し、首の圧痛点を取ります。上腕診と同じく、これが治療となります。

Aさんの場合は、合谷診、上腕診、首診をしますが、その後はベッドで仰向けになってもらいます。

上腕診での圧痛点に対応する後頭部の治療点に、指や手の平を軽く置き治療します。これは、頸椎、胸椎、腰椎、大脳、脳幹、小脳の治療ですから自律神経を整えることになります。仰向けになったAさんの後頭部に触れてすぐ、

「あの~、右の首に張りが出てきました。」

「・・・・これは・・・・胃ですね・・・ここ辺りに痛いところありますか?」

「そこ、痛いです。」

胃に対応する治療点に軽く指を置き、4~5分。

「今、どうですか?」

「ゆるみました。」

次に、首診(腎、膀胱、肝、胆、心包(心臓の周辺)、心、大腸、三焦(消化器)、胃、脾、小腸、肺)の圧痛点に対応する治療点に、左手の平と指を置きます。

「腰がズーンとしています・・・・腸がうごいています。」

「今、腎、膀胱と消化器系に触れているので、腸が動くのでしょうね。」

しばらくして、右膝痛の治療点(右耳のウラ)に右手の中指を置きます。5~6分経って、

「腰が軽くなりました。」

これで、終了。あとは30分ゆっくり休んでもらい、治療を終わるはずでしたが、

「先生、まだ右膝が歩くと痛いです。」

そこで、右耳ウラにパイオネックス。

「どうですか?」

「・・・・・・・・・・痛く・・・・ないです????」

で終了。

食べ残し

緊急事態宣言の全面解除が、報じられました。すると、何の相関関係もないのに、一気に「か🦟」が増えて来始めました。「か🦟」に刺されっぱなしです。それと同時に、少しの間お休みしておられた患者さんからの予約電話が、ちょっとだけ増えてきました。

コロナ禍で、世界中の人々が、生活の見直しを始めています。私自身、家庭菜園を始め、「土作り」を面白がるようになりました。昭和30年代の高度成長に入る一歩手前の頃、じいさんばあちさんが敗戦を経験し、生活の見直しをせざるを得ない混沌とした状況に、ほんの少し似ているかも知れません。

テレワークなどという言葉を、数ヶ月前まで知らなかったのに、今や当たり前に使われ、出勤時間が無駄なのでは・・・と思われる業種も出て来ています。発想の転換をせざるを得ない状況って、エネルギーをもたらすし、エネルギーが必要です。今までの価値観を捨て、新たにつくりあげる時期が到来しているようです。

今まで、納豆と玉ねぎスライスの食べ残しゴミと思っていたのが、これをお風呂で使った水素水をいれたバケツで洗うと、その水が明日の畑の水やりの水となる。そして、いつしか畑の微生物となり、我が身にかえって来ると、思うとちょっと見方が変わったのであります。

最も、「そんなことあったり前よ!」って方が多いのも承知しています。

それにしても、「か🦟」・・・・・かゆいかゆい。

なめくじ退治

高齢の患者さんが、娘さんと共に来院されました。「自然農薬で防ぐ病気と害虫」農文協・古賀綱行 著という本を、娘さんにお渡し治療を始めました。治療の間、娘さん(Aさんと呼ぶことにしましょう)は、黙々と本を読んでおられます。

この本の著者が師事された松田喜一氏は、熊本県にて、明治から昭和にかけて日本の農業発展に貢献し、氏の講演を聞くため毎回数千人長蛇の列が、国鉄千丁駅から農場まで数キロに渡って続いたそうです。1949年には、昭和天皇巡幸、1951年高松宮宣仁親王視察、1952年三笠宮崇仁親王視察。1966年勲四等瑞宝賞を戴いている偉人です。その偉人から学んだ古賀先生のこの本、イラストが可愛く、難しい言葉もないのですが、ご自身の体験から創られた専門書です。少しずつ試してみようと思います。

熱心に本を読んでいるAさんに、恐る恐る質問してみました。

「・・・・あのう、ズッキーニなんですけど、新芽が出てきたのを、全て取ってしまっているんですけど・・・大丈夫でしょうか?」

「大丈夫ですよ。最初のうちは、茎をしっかり作った方がいいですよ・・・なめくじが、悪さをするので、この本に書いてあるように、飲み残したビールを使って退治するといいですよ!」

「そういえば、穴のあいた葉っぱに、なめくじの通ったテカテカ道があります。」

「ペットボトルを切った器にビールとお塩をいれると・・・ほらっ、なめくじが寄ってきて、落ちると死んでしまうでしょ!・・・これ、効きますよ・・・・この本では、うどん粉か、そば粉をいれておくと、なめくじが溺れるって書いてますけど。」

「なるほど、やってみます!」

という事でこれからビールを飲んで、ちょっと残します❣️