遠視

楽譜が読めなくなり、遠近両用のメガネを作りに行きました。すると、

「乱視に老眼、それから遠視が入っていますね。」

「ええええっ、遠視!」

ちょっと驚きましたが、納得出来ました。裸眼で遠くの山をみると、くっきり見えるのに気づいてはいたのです。夕方から夜になると、乱視が優っているのか、ぼやけますが、昼中は遠くがよく見えるのです。69才になってこんな経験が出来るとは思ってもみませんでした。

明日の音楽練習は、100均で買った老眼鏡で何とか楽譜を読みますが、明後日には、遠近両用メガネが出来るので楽しみにしています・・・・興居島で一服しながら。

紫雲膏モドキ

なんと、「紫雲膏」が300円も値上がりました。980円→1280円・・・・もう、限界です。

紫雲膏の成分であるシコン(ムラサキという植物の根)が、取れなくなって来ているのでしょう?何せ、ムラサキは絶滅危惧種になっているのですから。

そこで、友人から頂いた蜜蝋を精製して、紫雲膏モドキを作る覚悟ができました。今、YouTubeで蜜蝋作りを勉強しています。純度の高い蜜蝋をどう作るかがポイント。

紫雲膏モドキを作って、お灸をする際の皮膚とモグサの緩衝剤・・間接的なお灸治療をするのです。出来た暁(あかつき)には、ご紹介いたします。

ギックリ腰の急患さん。

「先生、今日空いてます?」

「はい、今日は一日空いてますよ。」

と、電話での会話。

「そしたら、知り合いがギックリ腰になったんで、お願いします・・・・午後1時で大丈夫ですか?」

「はい大丈夫です。午後1時、13時でお待ちしています。」

ということになり、50才代の男性患者Aさんの治療が始まりました。

「明日から稲刈りが始まるのに、ギックリ腰をやってもうて・・・階段上りが、痛とうて、痛とうて・・・若い頃、ギックリやった時は、手と足の指を揉んでもろうて、治ったことがあったんです。」

と、以前の経験を語ってくれたAさんには、足の刺激が効くようです。そこで、頭に14本置鍼。

「これで、どうですか?」

「・・・・だいぶ、良うなった・・・けど、まだ怖ごわ歩く感じは、残っとる感じ。」

というので、足に見つけている治療点を鍉鍼で押圧することにしました。この治療点は、学会で発表していないし、認められるかどうかも分からないので・・・どうなるのでしょう?

Aさんのギックリ腰の痛みが10→2となり、終了しました。

明日どうする?

 

今日は、朝から夜8時まで仕事ができました。ありがたいことです。

1日1食の生活をしているので、昼休みを必要としないのです。12時(正午)が来ると昼食という生活ではないので、連続して患者さんを診ることが出来るのです。

ですが、明日の日曜日は、治療予約無し。

この現実を楽しんでいます

お尻がゆるむと・・

「今日は、問題あり!左肩を上げると痛い。」

普段は、健康管理で週1回来院されている60才代の男性患者Cさん、五十肩ではないようです。肩はスムーズに上がります。ただ、痛みがあるのです。

「そうですか・・・・そしたら、お尻に鍼を刺しましょう。」

「ええ?お尻・・・・」

「そうです。肩の三角筋は、お尻の筋肉と対応していて、お尻の筋肉がゆるむと、肩の三角筋もゆるむんです。」

ということで、お尻に9本置鍼。

「どうですか?」

「・・・・痛くない。」

Cさん、イスに座りパソコンと向き合うことが2~3日続いたようです。それが原因で肩が痛くなったと考えられます。お尻がゆるむと、肩がゆるむってよくあります。

足にも治療点あり

「今週の7日土曜日までに、腰を治せと先生に言われました。」

と昨日来院の男子高校生A君。2日連続の来院となりました。そのため、前もって悪い右腰の治療点に、右腕あるいは右肩甲骨辺りをイメージしていました。回転式座椅子に座ってもらい肩付近の三角筋と肩甲骨の筋膜をはがし・・・

「どうですか?」

「・・・・あまり、変化ないです。」

「そうか・・・・今日は、前もって準備してみたんじゃけど・・・やっぱり、この職業・・・直感が、やっぱり大事なんよね。」

と、いつものように膝診から始めました。今回は、耳ウラに7本打つも、

「立ち上がる時の痛みはなくなりなした。」

「・・・そしたら、足を診ましょう。」

と、見つけた足の治療点を鍉鍼で押圧。

「痛い痛い痛い・・・・・_」

「これで、どう?」

「・・・・・痛くない!」

とA君、ニッコリ笑顔。

A君には、自分で足の治療点を刺激するように指導して、終了となりました。

恩師

今日は、10時過ぎまで治療ができ、充実した時間を過ごせました。ありがたいことです。今日は患者さん8名中3人は野球関係者。大学時代、本当にお世話になった故功力(くぬぎ)監督に何一つ恩返しすることが出来なかった私。芸術専門学群に籍を置きながら、野球をやっていることを大変喜んでいただき、Tシャツのデザインや、ウインドブレーカーのワンポイントデザインを任されたり・・・・本当にありがとうございました。

「功力先生、野球では本当にお世話になりました。お陰様で、野球関係者の患者さんが来院されることが多くなりました。これも、全て功力先生の注がれた愛情のおかげです。愛媛野球のお役に立つ様、残りの人生を治療家として過ごし、功力先生に恩返しいたします。」

一畳庵操体法

 

「一畳庵操体法」のYouTubeができました。今回は、骨盤矯正です。骨盤矯正という言葉の響きから、他力的外圧の療法をイメージされる方が多いかも知れません。しかし「一畳庵操体法」では、そのようなことはしません。

コンセプトは、いたって簡単。「気持ち良さで治る」です。

鍼にしても、お灸にしても究極は、気持ち良いのです。気持ち良さがお薬なのです。私は鍼灸師ですが、鍼灸師である前に操体法の施術家です。このことを自覚しながら、私なりの施術法を模索していくでしょう・・・・・なぜなら、楽しく気持ち良いからです。

若いって素晴らしい 2

 

大柄のカラダを絞っている10才代のスポーツ男子A君。腰に痛みを感じて来院されました。以前に比べると15kgも体重が減ったそうです。

「どうやって、そんなに体重を減らせるの?」

「特に何もやっていません。普通に練習してたら減ってきました。」

「練習が厳しんじゃね。」

「はい!」

そんな会話をしながら左右の膝診をすると、腰椎2番~4番に圧痛点がありました。そこで、半年前に見つけた頭の治療点に置鍼4本。

「はい、これで腰どうですか?」

「・・・・痛くないです。」

「もうちょっと、腰をそらして・・・これで、どう?」

「痛くありません。」

「う~ん、そうか・・・じゃあ、いいか。」

ということになり、硬式ボールを床に置いて、

「あのね、仰向けになって肩甲骨あたりの痛いところ・・・探して、あった?そしたら、そこにボールを上手に当てて、痛気持ちいいところを見つけて・・・・どう?気持ちええ?」

「はい、気持ちいいです。」

と、自力自療の方法をお教えして終了。たった4本でしかも基礎治療(背骨を整える治療)で腰痛が無くなるなんて、若いって素晴らしい!

また、教えていただきました。

「最近、YouTubeばっかり見てるんで、目が疲れる・・・でもね、面白いのよ。ペットボトルを切って土入れて、人参🥕を育てることが出来るのよ。苗じゃなくて、種からが面白いの!種なんか100均で売ってるんで十分。でもね、ペットボトルの底に栄養が行き渡るるようにして、上の方は培養土で育てると、立派な人参が出来るのよ。」

と、治療に入る前から、興味あるお話をいただきました。

「ええええ、すごい!・・・・ああああそうか、ボクなんか毎日サントリーの安ワインを飲んでいるんで・・・・このボトルは人参栽培にはいいかも?」

「先生、それいいわ。長い人参が出来そう。」

「そうじゃね、これは面白い・・・・・」

で、早速やってみようと思います、乞うご期待!