尻もちと大腸

松山市に引越して、4年目ですが、大雨による避難勧告が初めて出ました。雨が少ない瀬戸内地方でこんなに雨が降るのは、本当に珍しい事ですが、今後は当たり前になっていくのでしょうか・・・一階が治療所で二階が住居の我が家、二階に避難しています。

(しばらく経って・・・どうやら避難勧告は、解除されたようです)

「先生、ひどい雨じゃね~・・・・・今日は、お尻が痛うて、痛うて。」

「どしたん?」

「あんね~、仕事場で靴下履(は)こうとして・・・こうやってクルマが付いとるイスを座(すわ)っとるとこから、思い切って引いたんよ・・・・そしたら、ドスンっと尻もちしてしもて・・・」

「そしたら、皆んなに笑われたろう?」

「それが先生、一番後ろじゃったけん、見られてないんよ・・・(^^)」

「・・・良かったなあ・・・こういう時は、大腸じゃな~・・・あんね~、ここ痛ない?」

と、同い年で生年月日が近い女性患者Aさんの首と肩の境目あたりを、押圧。

「痛い!先生、痛い痛い。」

「尻もちすると、どうも大腸が下がるみたい・・・・じゃけん、ここ(首と肩の境目)が良うなったら、お尻も良うなるかも知れんね・・・」

「先生、痛いんは、右のお尻と右の股関節とあし(下肢)の外側・・・・膝を上げると痛いんよ。」

Aさんは、お尻を強打したことで、初診時の痛みと同じところに痛みを感じるようになっていました。

合谷診(人差し指と親指の間触診):左(左側から治療します)

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)

左:頸椎(1)、腰椎(1)、脳幹(1)

右:なし

左の生え際あたりに置鍼し、上腕の圧痛点を取りました。これで、自律神経が整いました。

首診

左:腎(1)、胆(1)、心包(1)、大腸(1)

右:大腸(1)

左側頭部に4本置鍼、右側頭部に1本置鍼で、首の圧痛点が取れました。

大腸診断点(首と肩の境目)の圧痛点を取ると・・・・

「先生、あれっっ・・・どしたん・・・膝上げても痛ない!先生、大丈夫じゃわい!」

ということになりました。やはり、お尻の強打は大腸と非常に関係があるようです。後は、待合室のテレビを点(つ)けて大雨情報番組を見ながら、おしゃべりして30分過ごしました。

ピンクの狭い部屋

昨日は、精魂尽き果て・・・・爆睡。電話連絡も取れず・・・・『ヒロム、倒れたかもしれない』っと身内の電話があちこちを駆け巡(めぐ)って、大騒ぎになっていました・・・・・・申し訳ございませんでした。もう、大丈夫です。

30才代の女性患者Aさん。前回までは、右手首が腱鞘炎で痛みがあったのですが、右足首に8本置鍼したのが、よく効いたようで、右手首に痛みはありません。

本日の主訴(しゅそ)は、頭痛です。孫悟空の頭の輪っかのように、締めつけられる様な痛みだそうです。これは、2日前の雨降りから始まりました。気圧が下がると、血流が悪くなり頭痛を感じる患者さんは、かなりおられます。

合谷診(人差し指と親指の間の触診):左右どちらも同じ様に痛い。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)

左:腰椎(1)、脳幹(1)、大脳(1)、小脳(1)

右:腰椎(1)、小脳(1)

(  )内の数字は、各部位診断点の圧痛点が無くなった置鍼の数。

これで、自律神経が整いました。

首診

左:膀胱(1)、小腸(0)、肺(0)

右:膀胱(1)、小腸(0)、肺(0)

左右とも、膀胱の治療点に1本ずつの置鍼をし、小腸、肺の診断点の圧痛点が無くなりました。

Aさんの場合、慢性的なので陽性の後頭部、後側頭部に置鍼しました。

「Aさん、頭痛はどうですか?」

「・・・まだ痛みがあります。」

「そうしたら・・・・ここ(左の頬)・・・・どうですか?」

「・・・・目がスッキリしました。」

「今度は・・・・ここ(頭頂部やや後ろの圧痛点:Kソマトトープ)・・・・どうですか?」

「・・・・大丈夫です・・・痛くないです。」

後は30分ほど、ゆっくりしてもらいます。山元式新頭鍼療法(YNSA)セミナー講師の加藤直哉先生著の「人は死んだらどうなるのか」を読んで過ごしておられます。

「先生、私の弟は母親のお腹にいた時の記憶があるそうなんです。ピンクの狭い部屋にいて窮屈(きゅうくつ)になったので滑り台を通ってスルリと出て来た!って言うんです。」

「やっぱり、そういう記憶を持っている人っているんじゃ!面白いよね~」

と生命の不思議を感じたのです。

ペンが・・・・

ペンが・・・・

最近は、iPadのカルテに専用のペンで記録し、スクリーンショットという方法で写真保存しています。そのため、患者さんの置鍼した写真と共に記録できるので、非常に便利です。もちろん、写真には日付けがしてあるので、前回の治療も復習することができます。

今日は、同い年で誕生日も近い60才代女性患者Aさんの治療。
早速、カルテに書きこもうとした時、手がすべってペンが落ちてしまいました。

「ありゃ・・・落ちた!Aさんちょっと待って・・・・探すけん。」

「どうぞ、どうぞ・・・ガッタちゅうて、音はした!」

「・・・・・・・・・あれ〜・・・・・ない・・・・」

「先生、床、見とうみい・・・絶対あらい(あるでしょう)」

「・・・・・・・それが・・・・ない・・・・」

しばらく探しても見つかりません。仕方がないので指先でipadに書くこととして、治療をはじめました。

「体調はいかがですか?」

「先生、最近は体調がええんよ。特に痛いとこはないんよ」

Aさんは、2週間に1度のペースで体調管理で通院されています。そのため、治療は淡々と進み下記の通り。

合谷診(人差し指と親指の間触診)左=左側から治療をはじめます。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)
左:胸椎(1)、腰椎(1)、脳幹(0)、大脳(1)、小脳(1)
右:頸椎(1)、大脳(1)
( )内は治療点に置鍼し圧痛点が無くなった時の鍼の本数。(0)は他の個所の置鍼の影響で圧痛点が無くなったことを表しています。これで、自律神経が整いました。

首診
左:腎(1)、膀胱(0)、肝(0)、胆(0)、心(1)、大脳(0)、三焦(0)、胃(1)、脾(1)、小腸(1)
右:肺(0)、三焦(0)
これで、内臓が整いました。
後は、ベッドでゆっくりしてもらいます。

「Aさん、あとはフォークを聴きながら休んください・・・私は、これからペンを探します。」

「先生、そしたら私が、拝んであげらい。『見つかりました。ありがとうございました』」

「・・・・・」

「先生、これな、友だちに教えてもろたんよ・・・・探しもんをする時は、探す前に『見つかりました。ありがとうございました』ちゅうて、言うとくんじゃと・・・その方が前向きになろう?じゃけん、先生すぐに見つからい❣️」

「・・・・・・あった‼️棚の箱に入っとった・・・・良かった、Aさんのおかげじゃ。」

めでたし、めでたし。

足ゆび打撲

 

昨日、左足の第3、4趾を打撲した80才代の女性患者Aさん。娘さんの運転する車で来院されました。

「先生、ばあちゃんが、しきいにつまずいてしもて・・・歩くと、痛いんじゃと・・・」

「あらら・・・それは、大変じゃ・・・ゆっくり診させてもらいます・・・・病院には、行ったんですか?」

「行っとりゃせん・・・湿布貼っとるだけじゃ。」

という事で、治療に入ります。

合谷診(人差し指と親指の間触診)は左に圧痛点。左側から治療をします。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)

左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(1)、大脳(0)

右:胸椎(1)、腰椎(0)

(  )内の数字は圧痛点が無くなった置鍼数、(0)は他の圧痛点への置鍼の影響で圧痛点が無くなったことを表します。これで、自律神経が整いました。

首診

左:腎(1)、膀胱(0)、胆(0)、三焦(0)、脾(0)

右:なし

腎の治療点に置鍼し、全ての圧痛点が無くなりました。これで、内臓が整いました。

さて、これから左足第3、4趾の治療になります。左側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の足趾に当たるところに置鍼。

「これで・・・・・歩くと、どうですか?」

「・・・・・あれ?・・・ようなっとる。」

Aさんは、イスにすわったままで、左足底に圧をかけてチェックしています。

「今度は、別の場所に鍼をしますね!」

と、左耳の前側の圧痛点に置鍼。

「・・・・先生、痛ない・・・大丈夫じゃ」

後は、左足第3、4趾に対応する左手第3、4指にパイオネックス(円皮鍼)を貼って終了。

美空ひばりの曲を聴いてゆっくりしてもらい、娘さんのお迎えを待ちます。

「ガラガラ・・・こんばんは。」(午後9時ころ、お迎え)

「さあ、歩いてみてください。」

「・・・痛ない、歩ける、歩ける❣️」

と玄関を出られるお二人でした。

痒み止めのメカニズム

先日、蚊🦟に刺された60才代男性患者Aさん。左薬指を腫(は)らし、とても痒(かゆ)いので、オデコの左側の生え際に置鍼、左足第4趾の圧痛点にパイオネックスを貼り刺激、そして、左側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の指に当たる個所に置鍼し、痒(かゆ)みを取りました。

蚊🦟は、Aさんを刺した時、唾液を注入し皮膚を3分間マヒさせ(ウルトラマンみたいにその間に命がけの仕事をします)、刺した針が詰まらないように、血液を固まらない成分も出します。この成分が痒(かゆ)みの原因だそうです。

ではなぜ、山元式新頭鍼療法(YNSA)では、痒(かゆ)みまで取ることができたのでしょう?それは、山元先生の著書「あきらめなければ、痛みも、麻痺も、必ず治る!」に書いておられます。

75Pから始まる、「科学が証明した、針の6つの効果」の2番目の効果・「痛みを脳が感じないように、情報の通り道をブロックする」を「痛み」と「痒み」に置き換えると理解できます。

それでは、置き換えた文章にしてみます。

『針には、体から脳への情報の通り道をブロックする、つまり通せんぼをして、「痒み」の原因を脳に伝えないようにする働きもあります。

「痒み」は怪我などをした部位で起こっているように思えますが、そのメカニズムは大変に面白く、実は、「痒み」は脳が作り出しているのです。

(中略)

では、手や足などから遠く離れた脳へ、どのように情報が伝えられるのでしょうか。その情報の通り道となるのが「神経」です。神経は、白く細い繊維で、脳から体中にはりめぐらされています。針には、怪我などをした部分と脳との間にある神経をブロックする働きがあります。情報が脳に届かなくなり、脳は「痒み」を作り出さ出せなくなるのです。』

これでお分かりになると思います。

山元先生の著書は、何度も何度目読み返し、体験を通して身につける必要があるようです。

いきなり腰椎

来院の30才代女性患者Bさん、コロナ禍で保育士をしているため、かなりのストレスを感じ、腰痛、膝痛。腰痛のため、カラダを前屈したり、ひねったりが出来ません。それを22本の置鍼で、前屈が出来るようになり、膝痛はなくなりました。これは先週のことです。

本日、2回目の治療です。

「前回の治療が、とても良く効きました。その後、日に日に良くなってきて・・・・特にメンタルで元気になりました!」

とのことで、表情が明るくなっています。膝痛はなく、左腰痛が残っていますが、前屈やひねりは出来ます。

合谷診(人差し指と親指の間の触診)・・・合谷診をする前に、Bさんには両手を握った状態から、同時に開いてもらいます。この時、手のひらの色を見て、「左側から治療を始める」と予測します。

「Bさん、左と右どちらか痛いですか?」(合谷診)

「左です。」

『やっぱりね!』

と思うわけです。理由は、左手のひらの方が、右手のひらよりも開いた瞬間、白っぽく血流が悪いからです。血流が悪い側から始めるのは、非常に理にかなっています。治療とは、バランスを整えることですから。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)で、頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳の状態を把握します。

左:頸椎(1)、胸椎(1)、腰椎(3)、脳幹(1)、大脳(0)、小脳(1)

右:なし

(  )内の数字は圧痛点が無くなった時の置鍼数。(0)は、他の置鍼の影響を受けて圧痛点が無くなったことを示しています。

Bさんの場合は腰痛だったので、いきなり腰椎の治療点に置鍼しました。D点と呼ばれる耳前に1本。Iソマトトープ(小さな人型)の耳ウラに2本。

「これで、どうですか?」

「・・・・・大丈夫です・・・・全く痛くありません!」

これで、本日の治療は終了でもいいのですが、上腕診で見つけた圧痛点を取っていきました。

また、首診をし内臓の状態を把握し、それぞれの治療点に置鍼し終了。その結果は、下記の通りです。

左:腎(0)、膀胱(1)、胆(0)、心(0) 、大腸(0)、三焦=消化器(1)、小腸(0)

膀胱と三焦の治療点で他の圧痛点も無くなりました。

元々元気なBさん、本来の明るい表情が自然に出ています。良かった良かった❣️

夕方6時からの治療の前に、畑仕事をしていると、60才代の男性患者Aさんが、軽トラでやって来ました。駐車場の片隅が畑なので、自然と野菜の話になっていきますが、最近多くなった蚊にAさん刺されてしまいました。左手の薬指がプックっと腫れ上がってかゆそうです。

そのまま、部屋に入り治療。Aさんは嗅覚が40年以上前に効かなくなりました。その治療を中心に治療をしていますが、残念ながらまだ成果を上げていません。Aさんは、嗅覚障害以外は、特に悪いところはありません。

「今日、特に気になるところありますか?」

「・・・・・・・蚊🦟に噛まれたところですか・・・」

「そうですね・・・・かゆみ止めしてみましょう!」

ということで、オデコの左側の生え際あたりのC点の指に相当する個所に置鍼。

「どうでしょうか?」

「・・・・・ちょっと、変わったかも・・・・・」

今度は、左足の第4趾(Aさんの蚊🦟に刺された左薬指に対応します)の圧痛点にパイオネックス(円皮鍼)を貼りその上から適度に指先で刺激します。

「これは、結構効きます・・・・いい感じです!」

次に、左側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の指に相当する部分に置鍼。どうやらこれが決め手となったようです。

「あれ?かゆくないです‼️・・・・全く・・・大丈夫です。」

山元式新頭鍼療法(YNSA)は、蚊🦟のかゆみ止めにも効果があるようです。ちょっと驚きました。

酒の肴(さかな)

「先生、きのう急に、お膝が痛くなったので・・・・診てもらえますか?」

「はい、いいですよ・・・・3時空いていますが、いかがですか?」

毎週来院されている80才代の女性患者Aさん。珍しく元気のない電話です。来院されると、やはり左足をかばいながら歩いておられます。

「あらら・・・そしたら、今日は膝だけの治療にしましょう。膝のどこが痛いんです?」

「ここ(お皿の下内側)・・・草引きしてて膝に体重がかかったからかも・・・・」

そこで、左耳ウラにある乳様突起の下に2本置鍼。

「どうですか?」

「・・・・・・・・先生・・・いいみたい・・・・痛くない」

 

 

で、治療を終了しました。後は、30分ゆっくりしてもらいます。私はその間、気になっている畑観察です。すると、Aさんもやって来ました。

「先生、スルメをこのパセリみじん切りにして、マヨネーズと七味唐辛子で合わせたものにつけると最高よ!・・・先生、私お酒の肴(さかな)作りは上手なの・・・・この青しそは、ベーコンの上に置いて、梅肉ぬってスターチパラパラして、丸めて油で軽く揚げると美味しいの・・・・先生、これから、お酒の肴(さかな)作りを教えてあげるからね!」

と、料理の師匠に弟子入りすることになりました。早速、パセリのみじん切りと唐辛子のからみマヨネーズをスルメにつけて食べたのですが、最高でした❣️

突然の電話

夜7時突然、

「リリーン、リリーン」(私の携帯電話の音です)

「今日、治療時間ありますか?」

「9時30分から大丈夫です。」

「それでは、お願いいたします。」

ということで、かなり遅い治療となりました。この時間帯の場合は、急性の腰痛が多いのですが・・・

やはり、腰痛でした。30才代の女性患者Cさん、2日前の朝、仕事途中から前屈、ひねりの動きをすると、腰に痛みが走り、下肢に軽いシビレを感じます。

いつものように、脳と脊柱の基礎治療(自律神経を整えます)をした後、首の状態を診ながら側頭部に置鍼をし、内臓を整えます。

「これで、腰の状態はどうですか?」

「前屈してみます・・・・・まだ左腰に痛みがあります。」

そこで、左腰の治療点がある左耳の前に置鍼をし、腰の状態を聞いていきます。すると、一本刺すごとに、痛みが減ってきます。すると、

「腰が良くなってきたら、膝が痛くなってきました。」

元々膝痛もあったのですが、腰の痛みが取れてくると、膝の痛みを感じるようになったようです。膝痛の代表的な治療点は、耳ウラにある乳様突起の下にある圧痛点です。ここに3本置鍼すると膝痛がなくなりました。

「これで、カラダを前屈してみてください・・・・どうですか?」

「・・・・ほぼほぼ大丈夫です・・・少し残っている程度です。」

と、表情が明るくなったCさん、血流が良くなりカラダが暖かくなりました。そこで、最後にマスターキーという後頭部の一点に置鍼しました。

「どうですか?」

「・・・・あっいいです・・・ありがとうございます・・・軽いです!」

後は、30分程ゆっくりしてもらいますが、Cさんトロ~としたお顔で気持ち良さそうです。置鍼する時は、少々痛みがありますが、その後は、全身の血流を促すため、気持ちがいいのです。

来週の予約を取って、ルンルンで帰られるCさんでした。

若いって素晴らしい!

高校3年生の男子患者A君、一昨日体育の授業で体力テストがありました。頑張り過ぎて、昨日朝起きた時から、腰が痛くて、痛くてすわっていても我慢出来ないくらいだったそうです。今日は、それほどの痛みではありませんが、腰椎の左側に痛みがあります。

合谷診(人差し指と親指の間の触診)でも明らかに左手の方が痛い。こういう場合は、左側から治療します。

上腕診(肘内側の横紋周辺の触診)・・・これで、頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳の状態を診断します。圧痛点が生じた個所の治療点が頭にあり、置鍼します。

左:頸椎(0)、胸椎(0)、腰椎(2)、脳幹(1)、大脳(0)、小脳(0)、

右:なし

今日は上記の3本(腰椎2本、脳幹1本)で終了。

あれだけ、痛がっていたのですが、全く痛みが無くなりました。もう少し具体的に治療点を紹介します。

脳幹治療点は、オデコの中央部やや左の生え際よりやや上の圧痛点。ここに置鍼し、診断点である左の二の腕(上腕二頭筋)圧痛点が無くなったことを確認します。

次に、左肘の内側の圧痛点をしっかりと確認(ここが、腰椎の診断点です・・・ここに圧痛点があるということは、腰椎に歪みがあるということです)し、治療点である左耳とコメカミの間にある圧痛点に置鍼。

「これで、痛みはどうなってる?」

「・・・・上の痛みはなくなって・・・下のここらあたり(仙骨)です。」

「そしたら・・・ここ(耳のウラの上側)痛くない?」

「痛いです。」

「う~ん・・・ここね、わかった・・・・・・これで、どう?」

「・・・・痛くない・・・・・です!」

「そしたら、これで終わり・・・・あとは、ゆっくり休んでください。」

治療時間は10分ほどでした。山元式新頭鍼療法(YNSA)の凄さを感じつつも、思いました・・・・若いって素晴らしい!