今日はクリスマスイヴ

 

今日は、クリスマスイヴ

という事で、症例以外の事を書きます。たまたま、朝のNHK ラジオを聴いていたら、ダイヤモンドユカイさんが、「東京ポップ」に主演していたという話題が、飛び込んで来ました。「東京ポップ」というのは、ニューヨークの売れないロックシンガーの女性が、東京で日本人バンドと一緒に活動し、有名になって、やがて別れて・・・という、当時のポップカルチャーを描いた評判の映画(1987年作)X Japan のメンバーも出演しています。

ダイヤモンドユカイさんは、ニューヨーク落書きアートの風雲児キースヘリングと、友達になり、ステージ衣装を描いてもらったそうです。キースヘリングにステージ衣装を描いてもらったのは、マドンナとダイヤモンドユカイさんだけだそうです。

そして、この映画監督が、フラン葛井さん。私がニューヨーク(Brooklyn Museum Art School の学生)にいる時、何度かお世話になりました。別荘に泊めていただき、ご主人のカズ葛井さんとも色々楽しく話をしたものです・・・・あれから、もう30数年経ち、全てが大きく変わりました。

気がつくと、生まれ故郷で鍼灸師。これは、究極の触覚アートです。

「なぜ芸術をしていたのに、鍼灸師になったのですか?」

良く聞かれます。そんな時、最近では・・・

「私の大学の卒業論文は、触覚アートがテーマでした・・・・今後の美術界では、ヴィジュアルアート(視覚的アート)が突出してくるので、バランスを保つため、原始的な触覚を刺激するアートが必要となる・・・・それで、木を積み上げる作品を見つけましたが、これで、生活出来ませんでした・・・・そこで、究極の触覚アート・鍼灸師の世界に飛び込みました。生命そのものと向かいあい、触れる事で患者さんのカラダからの声を聴き、生命力を引き上げる・・・・これこそ、アートです。」

と、言うようにしています。お付き合いありがとうございました😊

山元式新頭鍼療法が大好きな患者さん

山元式新頭鍼療法(YNSA)が大好きな患者さん

15年前、メニエール症候群となり、腰痛、膝痛などに悩んでいた50才代の女性患者Aさん。2年前から来院され、体調も良くなり月に1回の通院パターンとなっています。

ところが、1週間前にメニエール症候群の前兆を感じたそうです。しばらく、横になって休んでいると治って来たそうです。そのため今日は、側頭部から首、肩、背中、腹部に痛みがあるそうです。

上腕診(肘内側の横紋の触診)、首診では下記の様な反応がありました。

上腕診

左:頸椎、胸椎、腰椎、脳幹、大脳、小脳

右:胸椎

首診

左:腎、膀胱、肝、胆、大腸、三焦、胃、脾、肺

右:腎、膀胱、肝、胆、心包、大腸、三焦、胃、脾、小腸、肺

それぞれが治るように、オデコと側頭部に28本置鍼。

「何て表現したらええんやろ・・・・ピンポイントで、頭の中の方まで、引っ張られている感覚。」

Aさんの感じていることを、言葉にしてくれました。

「なるほど・・・・効いている感あるでしょう・・・・そしたら、ベッドで仰向けになって、寝ていただきましょう。」

10分ほど経って、

「Aさん、今はどんな感じですか?」

「最初が10位に効いているとしたら、今は5位で、気持ちよく効いている感じです・・・胃のつかえが無くなって・・・ゆるんでいます。」

30分経ったので、鍼を抜き終了となりました。Aさんは頭に刺す鍼が効くし、気持ちがいいいいのですっかりファンになっていただいています。

腰痛体操の続報

腰痛体操の続報

昨日、陶石を右肩甲骨内側に置いて、右仙腸関節の上の張りを取る操法を紹介しました。もう腰痛はないのですが、右耳ウラのパイオネックス(円皮鍼)付近にまだ圧痛点があります。

そこで、ゆっくり前屈すると、やや右腰背部に張りが残っていました。

右耳ウラの圧痛点に軽く指先を置き、右肘を右膝に置きます。この体勢でゆっくり「高校駅伝」を見て時間が経つのを待ちます。途中で、イラストの様に左手をゆっくり押し込み、右肩甲骨の内側を伸ばす様な動きや、ベッドでゆっくりしたりで、1時間。

これで、ゆっくり前屈すると、全く張りがありません。

カラダと向き合うことが大切です❣️

腰痛を治す

バランスボールで腕立て伏せ→腰痛

風邪も治り、四股ふみ、バランスボールに脚を置き、腕立て伏せを再開したところ、右腰に痛みが・・・・というか、「張り」を感じました。さて、こういう時は、どうしましょう?

 

①まず、右の側頭部のIソマトトープ(小さな人型)の腰椎の部分「右耳のウラ」の圧痛点を探し、パイオネックス(円皮鍼)を3ケ貼ります。

②次に、痛みの個所を確認して、それに対応する肩甲骨周辺のポイントを見つけます。骨の写真(とんすけ)の紺色が腰痛部分ですから、それに対応するのは、右肩甲骨の内側にある紺色のポイント。

③仰向けになって、右肩甲骨のポイントに陶石を当てがい、イラストのように、左肘をベッドに軽く押し込みます→左足母指球を支点にして、体重を右肩甲骨内側の陶石に移し、圧を徐々にかけて、気持ち良さを味わっていれば・・・・・・張りがなくなりました!

初期の段階で早めに治すのがポイントです。

鍼嫌いなのに、鍼灸院に来られる患者さん

鍼が嫌いなのに、鍼灸院に通院している40才代女性患者Aさん。

先週は風邪のため、キャンセルとなり、2週間ぶりの来院となります。最近、私を含め風邪をひいている方が多いようです。これは、真冬にもかかわらず、三寒四温の様な天候が続き、カラダがうまく調整出来ていないからだと思います。

Aさん、咳こみがあり、肩甲骨と肩甲骨の間(胸椎5番)が痛いそうですが、カラダの調子はいいそうです。確かに上腕診(肘内側横紋の触診)、首診を前回と比べてみると、反応点が60~70%に減っています。

上腕診:左頸椎、左脳幹、左小脳。

首診:右腎、右肝、右大腸、右小腸、右肺

:左腎、左膀胱、左大腸、左三焦、左肺

上腕診から、基本治療を行います。治療点はオデコ中央部にあるので、鍼の代わりに指を軽く触れます。これを6~7分続け、自律神経を整えます。

次に、首診から気になった腎の側頭部の内臓点に軽く指先をおき、6~7分。

今度は、Aさんの気になっている胸椎5番。Iソマトトープ(小さな人型)の胸椎5番あたりに軽く指先をおき、6~7分。最後は、側頭部の12内臓点の肺に軽く指をおき、6~7分。その後は、ゆっくり20~30分ベッドで休んでいただきます。

最後に、上腕診、首診をしてビフォー、アフターの確認です。

改善したのは、上腕診:左脳幹、左小脳。首診:右大腸、右小腸、右肺、左大腸、左三焦、左肺。

鍼を刺さなくても、よい結果が出ています。

最近新しくしたカルテ↓

アゴが痛い

今日の朝食時、口を開けた瞬間、右アゴに激痛。

口を開けることが、難しいため、時間をかけゆっくり朝食を済ませて、当院に予約の電話をした30才代の女性患者Aさん。夕方に来院されました。

「今も、口を開けると右のアゴが痛いです。閉じる時も痛みがあります。」

「最近は、頭に鍼を刺す治療をしているんですが・・・大丈夫ですか?」

「職場の方のお母様を、頭に鍼刺して治されたの聞いています・・・もちろん、大丈夫です。」

上腕診(肘内側横紋の触診)、首診をしてオデコや側頭部に置鍼していきます。

左頸椎、右胸椎、左腰椎、左小脳に1~3本置鍼。

「これで、アゴの調子はどうですか?」

「・・・・開けても痛くないです・・・・閉じる時は、まだ痛みはあります。」

基本治療だけで、アゴの調子が良くなってきました。この調子だと、側頭部のY点(12内臓点)に置鍼するだけでもっと良くなると思います。

首診では、

右、腎、膀胱、心包、大腸、三焦、胃

左、腎、膀胱、肝、胆、心包、大腸、三焦、胃、脾、小腸

に反応がありました。右の胃狙いで、置鍼をした時です。Aさんの側頭筋が飛び跳ねるような動きがありました。これが効いたようです。右心包、大腸、三焦、左の肝、胆、心包、胃、脾、小腸が一気にゆるみました。

「アゴの調子はどうですか?」

「・・・・・全く、痛くないです・・・大丈夫です。」

アゴの痛みが無くなったので、ベッドで30分ゆっくりとしてもらいます。

治療後、Aさんが最近の体調について、話してくれました。膀胱炎で胃がつかえていたそうです。やはり、首診では、腎、膀胱、胃が反応していました。これらの内臓点がアゴに影響を与えていたと思います。

特に、アゴを意識しなくても、カラダが勝手に治っていき、結果としてアゴが治っていました。

2週間ぶりの来院

2年前に頸椎症と診断され、中々完治出来ていなかった50才代の男性患者Bさん。

首痛、五十肩、肩コリで3か月前からの通院で、良くなったり、元に戻ったりを繰り返しながら、徐々に良くなっています。トラックの運転と荷物運搬が主な仕事のため、早く仕事が終わると、治療時間を作って来院されています。熱心に治療を受けられ、五十肩は治りました。

まず上腕診(肘内側横紋の触診)で左頸椎、左腰椎、左脳幹に対応する個所に1本置鍼。これで、Bさんの基本治療終了です。

「あれ?左の脇が痛い・・・・・」

「・・・・そうなん?そしたら・・・右向いてください・・・ここ痛ない?」

「・・・痛い!」

「ここに刺すけん・・・・どうですか?」

「・・・・??・・痛ない!どしたん?」

「凄かろ?・・・・これ、全部山元先生が見つけたんじゃけん!」

側頭部のIソマトトープ(小さな人型)に狙いを定め、圧痛点をしっかりとらえると、見事に痛みは無くなっていきます。同様に右側頭部の右肩、右胸椎に置鍼。

「これ・・・・絶対効いとる・・・これは、気持ちええな~」

次に首診で右肝、右心、右三焦、左腎、左肝、左胆、左心包にそれぞれ置鍼し、首を緩め内臓を整えます。後は、30分ほどフォークソングを聴きながら休んでもらいます。

最近のBさんの状態は、安定しています。年内に1~2回来られると、いいお正月が迎えられると思います。

松山に到着❗️

夜行バスが着きました!

今日は、午前8:20頃松山駅に夜行バスが着きました。タクシーに乗り治療院に直行、9:00から治療を開始6人治療して、本日終了。

風邪はすっかり治り、明日から症例を書いていきます。

大学野球部の仲間と恩師、功力(くぬぎ)先生との出会いから、欠落だらけの学生生活を反省しっぱなしです・・・皆んな、ありがとう。

筑波野球部に恩返し、何でもします。なんでも言ってください。

風邪など、ぶっ飛んだ。

本日は、お一人女性患者の方を治療。その後は散歩というか、歩く歩く歩く。東京では、とにかく 歩く。おかげで、風邪はもう大丈夫です。

しかし、本当に風邪が良くなったのは、大学の恩師功力(くぬぎ)野球部監督の元気なお姿拝見することが出来たからです。功力先生からは、溢れんばかりの野球、生徒に対する愛情をいただきました。その太陽のようなお人柄に接する事で風邪など、飛んでいきました。

現在、夜行バスに乗り松山に向かっています。明日は、9時から予約が入っています。それに合わせ、今から寝ます、おやすみなさい😘

風邪5日目

およそ10時間の長距離夜行バス(松山新宿)、「基本的に食べない」を実践したため、カラダが軽くて非常に快調です。このまま、食べない生活をしていけば・・・面白そう・・・まず、朝起きても、むくみがない。鍼灸師にとって命である手の感度が良くなっている気がします。

私自信、断食を3週間(全く食べないのは1週間)したとき、カラダの調子が、人生で一番快適だったのは知っているのですが、それ以降、なかなかトライ出来ていませんでした。それを、突然の風邪が「断食やるしかない!」と後押ししてくれました。ありがたいことです。

今回東京に来たのは、大学の野球部1期〜4期生の集いがあるためです。『何としてでも、仲間に元気な姿で会いたい!』という思いが強く、節制が出来たと思います。やはり、気持ちが1番大切だと実感しました。

それと、マフラー、帽子を急遽買って、バスに乗ったのは大正解。午前34時頃、一気に車内温度が下がったように感じました。そこで、マフラー、帽子を身に付けただけで、全身が暖かく完璧な防寒が出来ました。いやいや、助かりました❗️

風邪は、チャンスを与えてくれますよ❣️