絵の効果

YouTubeの制作を今週金曜日にするのですが、その素材作りを自撮りでしています。ただ、思ったアングルが取れないので大変。やっと取れ時は、夕方になっていました。ただ、絵を描いて説明した方が良いかもしれないので、描いてみました。

やはり、絵一枚で理解出来ることがあるように思います。今回のこの絵は、右脛骨(けいこつ)の内旋がやりづらいので、反対側の足の母趾球で固定し、右脛骨の外旋する動きをとることで、カラダ全身の連動を促す操法です。

これは、操体法の創始者・橋本敬三医師が「生体の歪みを正す」創元社のp245に書いておられる逆モーション療法にあたると考えます。そこには、下記のように書かれています。

椅子の脚に自分の脚をからみつけて、下半身を固定しておいて運動させる方法は、大変うまい方法である。同様に、前にも希望を述べたことがあるが、身体各部をそれぞれ(特に四肢末端、頭部を)固定する器具を創製してくれる方があれば、運動系の連動性を利用して自分で自分の体の歪みを自分の感覚に聞きながら、矯正できるのである。

今回は、これにあたる操法です。

 

正しいハンドルの握り方見っけ!

自動車教習所でハンドルを、10時10分の位置で握るように教わりますが、あれは間違いだと思います。F1レーサーがハンドルを10時10分の位置に置いて、猛烈なスピードに耐える事が出来ません。何故なら、脇が空いて余分な腕力を使ってしまうからです。究極のスピードレーサーが持つハンドルの角度こそが、正しい角度です。長距離トラックの運転手も同様に脇を締めてハンドルを持たなければ、簡単に肩こりになってしまいます。角度は3時43分位になるでしょう。

操体法の教えに重心安定の法則があり、「足は親指、手は小指」を使うことを説いています。「足は親指、手は小指」には解剖学的にも納得できる事があります。足の母趾球の中足骨頭には2個の種子骨があり、末節骨の鍵状先端と2等辺三角形を作り大地をしっかり蹴ることが出来ます。同様に手の小指側の手首近くには、有豆骨(ゆうとうこつ)、有鈎骨(ゆうこうこつ)という豆状とカギ状の骨が小指末節骨の鍵状先端とからんで物を持ちやすくしています。

最近、この小指側のこれらの骨を使って最も効率よくハンドルを握る方法を見つけたので、お教えします。非常に簡単です。力道山が空手チョップで相手の首に当てる個所に有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)があります。この部分をハンドルの3時43分に当たる部分へ乗せるだけで、ハンドルがしっかり手に引っかかり安定します。後は、軽く軽くハンドルを握るだけです。脇も自然と閉まり全く力むことなく運転出来ます。

騙(だま)されたつもりで1度お試し下さい。

手は有鈎骨、有豆骨

一昨日のブログに、「足は母趾球、手は有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)」と書きましたので、今回はその視点で大相撲を見てみました。立ち会い前の「最後の仕切り」で行司(ぎょうじ)が

「手をついて。」

と必ず言いますが、この真意は「手の有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)」を意識してだと思います。多くの力士は立ち会いの「一つ前の仕切りまで」は、手の有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)を土俵につけようとと意識するのです(実際には難しいです)が、立ち会いの仕切りでは、ちょっこっと手をついた立ち会いの動作をしてしまいます。その中では、大関朝乃山の仕切りが素晴らしいです。最後の仕切りでも、しっかり「手の有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)」を意識し丸まった姿勢を取っています(写真は、立ち会いの瞬間)。

残念ながら、朝乃山は照ノ富士に負けてしまいましたが、これからも、立ち会いの「手をついて」に注目してみたいのです。

母趾球

ありがたいことに、操体法の師匠・今昭宏先生からYouTube動画にご指摘を戴きました。素晴らしいアドバイスに感激いたしました。早速、自撮りで動画を作ったので、明後日に編集します。

ここで、改めて「足は親指、手は小指」を考える機会を得ました。そして、もしかして「足は親指の母趾球、手は有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)」ではないかと考えるようになりました。

例えば、仰向けに寝ころんでカカトを意識して股関節を内側に回すのと母趾球を意識して股関節を内側に回すのでは、母趾球を意識した方が可動域が多くなり、よりスムーズになります。また、手の挙上において、親指と小指の意識では小指の方がはるかに可動域が増えるのですが、同じ小指でも、先端の末節骨と手首近くにある有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)を意識するのでは、有鈎骨(ゆうこうこつ)、有豆骨(ゆうとうこつ)を意識する方が、はるかに可動域が増えるのです。

これで、考えるのが「力道山の空手チョップ」。力道山は1949年5月場所に関脇にまで登りつめた力士であり、つっぱりが得意技だったそうです。このつっぱりで、有豆骨、有鈎骨辺りを鍛え上げ「力道山の空手チョップ」が出来上がったのだと思います。

野球選手がバットを握るのも結局、有豆骨、有鈎骨で握るようにします。力士が仕切り線で両手を下ろすときも有豆骨、有鈎骨付近です。ここを意識し、体重をかける事でカラダがスムーズに動けるのではないかと思うようになりました。

「足は親指、手は小指」を改めて考える機会をいただいた今昭宏先生、ありがとうございます。

坐ったままでカラダの歪みを取る

今回は、事務仕事などで、同じ姿勢で坐り続けている方に向けた操体法をご紹介します。私は自営業なので、仕事の合間に横になって、カラダの歪みをとる操法をしていますが、仕事の関係で、全くそういう時間を持つことができない方も多いと思います。

そのような方には、必見の操法だと思います。是非ご覧ください。

YouTube制作(カラダの歪みを取る)

操体法における身体運動の法則に、重心安定の法則というのがあります。重心を安定にするために「足は親指、手は小指」を使いましょうという教えです。これは、相撲部屋に入門すると最初に習うことです。相撲の稽古(けいこ)で行われるすり足、てっぽう(脇を締めて両手のひらを柱にぶつける動作)は「足は親指、手は小指」を実践する基礎練習です。

この大切な法則を、早くから知って体得しているとあらゆるスポーツ、所作、姿勢に役立ちます。とりあえずYouTubeを通して地道に伝えていこうと思います。今回は、「足は親指」をシンプルに使ったカラダの歪み調整の操法をご紹介します。

母趾球のある第一中足骨頭には2つの種子骨があり、第一末節骨の先端は、鍵(かぎ)状になって、これら3点で細長い2等辺三角形を作っています。この二等辺三角形が、大地を力強く蹴(け)る時に効率の良い働きをするのです。これが「足は親指」と言われる所以(ゆえん)です。

YouTubeでは、その親指母趾球の使い方を詳しく説明していますので、興味ある方は、是非ご覧ください。

寝たままで肩こりを取る

新年早々、フェイスブックの書き方を変えていきます。今までは書いた記事を、フェイスブック、インスタグラム、ホームページに同じように貼っていたのですが、もっと効率よくホームページを利用していただけるように、フェイスブックやインスタグラムからホームページに移動するシステムに変更します。最初は、このやり方に慣れないと思いますが(特に私・・・・)少しずつ慣れていくと思います。よろしくお願いいたします。

本日は、新年になって(3日間)2名の患者さんに治療として行ったセルフケアをご紹介します。肩こりは様々な理由があって起こる肩周辺の筋緊張。その時多く人々は、直接肩を叩いたり、揉(も)んだりします・・・・その結果、余計に肩が痛くなった経験をされた方はいませんか?

肩こりで炎症しているのに、強刺激を与えることで、火に油を注ぐ結果を招くことは、結構多いと思います。そんな体験をされた方には、ピッタリのセルフケアです。今回は、以前にも紹介した「寝ながら出来る腰痛改善」と同じコンセプトです。前回は、肩甲骨と骨盤が体幹を通して上肢と下肢の動きの起点となる個所で、この2カ所が筋膜を通して絡(から)んだ筋膜の綱引きをしていることを説明しました。そのため、肩甲骨の絡(から)んだ筋膜を緩めると、必然的に骨盤の絡(から)んだ筋膜が緩んでいきます。このことによって、腰痛が改善されるのです。

今回は、その逆になります。つまり、肩こりの原因となることの多い肩甲骨筋膜の絡(から)みを、骨盤筋膜の緩みで取る事例となります。前回との違いは使った道具、硬式テニスボールです。正直いうと、前回使用したゴルフボールよりやや小さな陶石の方が、やりやすいのです。なぜなら陶石は硬いため、圧痛点をピンポイントで容易に見つけられるからです。今回は弾力のあるテニスボールを使ってセルフケアをしています。そのやり方を是非ともご覧ください。ちょっとだけ、即興アートのような時間が流れています。お楽しみに❣️

YouTube制作(骨盤矯正5)

今日は、久しぶりにYouTube制作。過去の分析や、今後の方針なども含めての制作となりました。途中で高校の野球部先輩が来られ、撮影現場を見学されました。そのためか、最初は緊張気味でしたが、徐々に慣れてきて普段の状態で出来ました。普段からやっている動作を説明する段になると、やはりスムーズに言葉が出て来ます。普段は無言でやっているのですが(暇な時は、畳に寝っ転がって、カラダと無言の対話をよくしています)、言葉を出して客観的に説明する機会を作ることは、カラダと言葉の融合になり、気付きを提供してくれるような気がしました。

本日は操体法による立ったままでの、骨盤矯正を紹介しました。骨盤矯正という言葉は、やや言葉が一人歩きしているような気がして、あまり好きではありません。ただ、こんな簡単な骨盤矯正があるのか?!と、思っていただけたら嬉しいので、敢えて骨盤矯正というタイトルにしました。

この操法をすると、可動域が増えるのが実感できます。興味ある方は、お試しください。

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あじさいの杜鍼灸院について

鍼、大きらい

半日間立ち続ける飲食店経営の70才代7女性患者Cさん。コロナ禍にも関わらず、大忙しの日々を過ごされています。今年両膝を人工関節に変える大手術をしました。ちょうどその頃、両手の小指以外がしびれ始めました。それと不眠が気になり来院されました。

週に1回のペースで今回の治療は、8回目になります。Cさんは鍼(はり)が大嫌いにもかかわらず当院を選んでくれました。ところが、やはり鍼の痛みに耐えきれず、今回からは操体法のみの治療となります。最近の私の鍼は、特に痛くなってきたので仕方がないことだと思います。そのかわり効きます。

Cさんの小指以外の指先がしびれるのは正中神経が何らかの形で圧迫されているのだろうと推測します。その証拠に、Cさんの人差し指、中指、薬指は屈曲し小指側にやや傾いていますこれは典型的な猿手だと思います。猿手は、正中神経障害の時になる症状です。そして、その原因は両膝の手術だと考えます。

両膝を人工関節にする手術は、大変な怪我(けが)を両膝が負ったと考えられます。カラダは様々な反応をする生き物で、機械ではありません。車の部品交換とは違います。カラダは内圧が変化したので・・・つまり、両膝周辺の筋膜が猛烈に引っ張り始めため、両肘の筋膜が異常に緊張しカラダ内部で綱引きをしたのだと思います。

今回のCさんベッドに仰向けをしてもらった時の印象。「膝が浮き上がって硬そう」そこで、様々な操法をしてCさんの膝がゆるみました。操法の説明は今回省略。Cさんに関し成果が出た時に操法を紹介します(現在、不眠はなくなりました)。

操体法

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あじさいの杜鍼灸院について

素直な反応

2年ほど前、両膝痛で来院されて以来、毎週通院されている60才代の女性患者Cさん。最近は、30分ほど散歩をされているので、調子がいいそうです。今回も、健康管理、健康維持のための施術となります。また、繊細なCさんには、鍼の刺激が強すぎるので、操体法による治療を行っています。

足の合谷診(第一中足骨と第二中足骨の間の触診):左(左にかたよりがあるため、左側から治療)

膝診(膝窩横紋周辺の触診)

左:腰椎診断点←圧痛点あり

右:胸椎(第2胸椎)診断点←圧痛点あり

首診

左:肝、心、三焦(消化器)

右:小腸

左腰椎の圧痛点は、Cさんが座ったまま私が床に座り、「つま先上げの操法」で取りますが、完全に取れなかったので、膝に角度をつけたまま、ふくらはぎの奥の筋肉(ひらめ筋)を伸ばし、ゆっくり圧力をかける操法。これで、ふくらはぎがゆるみました。

右胸椎(第2胸椎)の圧痛点は、やはり「つま先上げの操法」で取りますが、完全に取れなかったので、膝をしっかりと伸ばした状態で、ふくらはぎの浅い筋肉(腓腹筋)をのばし、ゆっくり圧力をかける操法。これで、ふくらはぎがゆるみました。これらの操法で自律神経が整いました。

次は、Cさんにベッドで仰向けになってもらいます。首診で一番痛い肝の治療点(左側頭部)に軽く触れる操法。

「・・・・お腹の上の方が横に動いています。」

敏感なCさん、肝臓付近が横に動いているのが分かったようです。次に、心の治療点(左側頭部)に軽く触れます。

「・・・・なんか胸あたりが上下に動いています・・・・・今度は、胃あたりが動いています・・・腸あたりが動いています。」

心の大動脈が反応したようです。そのあと、心と陰陽の関係にある小腸が反応したようです。次に

三焦(消化器)の治療点(左側頭部)に軽く触れます。

「・・・・先生が触れているところを強く感じます・・・・それと、気になっている歯が痛くはないのですが反応しています・・・・・・胃あたりが動いています。」

敏感なCさんは、触れたところに素直な反応が出ました。そのあと、足揉(も)みをして終了となりました。操体法の皮膚の操法は、山元式新頭鍼療法(YNSA)と相性がいいようです。

あじさいの杜鍼灸院について