正月野球

遅れてしまいましたが、あけましておめでとうございます。

ゆっくり寝正月を楽しみました。3日の正午から母校松山東高校で野球部OBによる紅白戦があり、最年長で参加しました。ボールを投げると思ったところに投げられず、バットは重く感じるしで、大変でしたが、3打数1安打と打率0.333とがんばりました。最終打席に会心のレフト前ヒット。第一打席、第二打席とどん詰まりのゴロを打ったので、最終打席には思い切りのいいスイングをしようと心がけたのです。

この最終打席は、1対3で負けている9回ウラ、2アウトランナー無し。私がアウトになると試合終了となる場面です。相手ピッチャーは球筋のいい直球を投げています。その球を思い切ってバットスイングしたのですが、完全に振り遅れ。そこで、ボールに当てるポイントを1m位前に置くことにし、しかも良くボールが見える様に左足(私は右バッター)を大きく開いて、ピッチャーの正面に向くようにしました。後は「1、2の3」すると、ボールがレフト方向に飛んでいました。

久々の感触に喜び勇んで走るも・・・中々前にすすみません。やっとファーストベースにたどり着くと、甲子園で1勝しているチームのレギュラーだった石山太郎君に代走してもらい、お役目御免となりました。結局、試合は1対3のまま負けてしまったのですが、いい勉強になりました。

思いっきりスイングすることで、自分の実力を知ることができ、修正ポイントが分かります。何事もこういうことなのだろうと思います。まずは、全力でやって冷静に分析し、次の対策を見つける。来週は友人と野球の練習をすることにしました・・・今年は、昨年以上に野球と関わるかも知れません。

来年のカレンダー

来年のカレンダーがやっと出来ました。当初の予定では、大きな書き込みができるサイズのカレンダーを作ろうとしたのですが、値段が桁外れになるのでやめました。そこで、卓上サイズのカレンダーにしたのです。これには令和4年はもちろん、平成34年、昭和97年という年号をあえて描きました。昭和生まれの人は、今が昭和何年になるのか・・・・もう、すっかり分かりません。そこへ、平成が入り、令和が入ると・・・・・もう、西暦で計算するしかありません。

しかし、たとえば平成10年は西暦では何年?急に言われても・・・・・分かりません。もう混乱するばかりです。そこで、平成だと34年、昭和にすると、97年となるのでその数字をカレンダーに描いたのです。もちろん、西暦も入れました。これで、かなりスッキリ計算できると思います。

これで、20年前に別れた娘や息子の年(平成でしか覚えていなかったので)が、来年何才になるのか、しっかりと分かります。また、楽しいデザインですので、お部屋が明るくなると思います。結構評判がいいので、2日間で6個売れました。100個しか注文していないので、早くもの勝ち・・・・500円です、尚、混乱を避けるため、郵送は考えていません。

大掃除には重曹

重曹(ベイキングパウダー)とココナッツオイルで歯磨き粉を作り、毎日使うようになってから、重曹の良さが徐々に分かってきました。これから、おおみそかにかけて、掃除が大仕事になります。今年こそ、居住空間を綺麗にし清々しい正月を迎えたいと思います。そのためにも、重曹が欠かせないように思います。流しのステンレスがサビついて中々取れない個所に、重曹を振りかけしばらく置いて、スポンジで拭くと、良く取れました。風呂場の黒カビにも有効なので、寝る前に振りかけ、朝にスポンジでこすると綺麗になるので、これを何日か続けるとピカピカになる予感があります。そこで、重曹についての引用文を記載します。

『溶かした時の溶液はごく弱いアルカリ性で酸を中和する作用があります(シリンゴル重曹は水に溶けやすくするために粒子を細かくしております)。

人体に無害な物質です(胃の中にはいると胃酸と反応して水と塩化ナトリウム(塩)と二酸化炭素になる)です。

ふくらし粉(ベーキングパウダー)の主成分で、胃薬としても古くから使用されています。

結晶が丸く粒子が細かいため、研磨作用があります。

空気中で安定しているので長期保存ができます。

水を軟らかくする軟水作用があります。

消臭作用・吸湿作用があります。

発泡・膨張作用があります。

重曹が得意な汚れ・苦手な汚れ

中和作用:重曹溶液は弱アルカリですから、酸性の汚れの中でも皮脂等の軽い油汚れが得意です。

研磨作用:少量の水を混ぜた重曹の粒子は細かく角がなく傷がつきにくいため、ソフトなクレンザーのようにして使えます。

発泡作用:水と混ぜて熱を加えることで勢いよく発泡します。その発泡作用で鍋のこげ落としには大きな効果を発揮します。また重曹から変化した炭酸ソーダにつけておくことで、頑固な焦げも柔らかくなって落ちやすくなります。

※炭酸ソーダはアルカリ性が高く、直接手で触れると手荒れを起こす可能性が高くなりますので手袋を使用して下さい。

ひどい油汚れには重曹単独ではあまり向きませんが、こげ落としと同じように熱することで汚れ落としの前準備をすることが可能です。

排水溝のドロドロにはクエン酸との組み合わせで対処します。

石けん洗濯をする時には事前に重曹を水に溶かして水を軟水化(ミネラル分の少ない水にする)することで泡立ちをよくする効果があります。(洗濯用の合成洗剤には効果がありません)

酸性の悪臭の消臭効果、湿気の吸湿効果があります。』

素晴らしいご縁に感謝

(クスノキの輪切りにクリスマス)

昨日は、車で20~30分離れた神社のクスノキを取りに行き、ヘトヘトになりました。このクスノキを使って、来年の展覧会(日仏交流展)に参加しようと思います。私が、本格的に「積み木」という芸術活動を開始したのは、25才。筑波大ギャラリーで行い、奨学金をいただいて26才でニューヨーク・ブルックリンミュージアムアートスクールで学び、ビデオアート創始者・ナムジュンパイクさんのアシスタントをしつつ、ニューヨークで活動を行い、帰国後、精神科医病院で芸術療法・・・・など、約20年細々と芸術活動を行いました。

そして、芸術活動を辞めた頃、2004年、ジョアンミロ美術館で2ヶ月滞在型アーテイストとして活動再開。そして、2006年にはケンタッキー州のバーンハイム美術館で2ヶ月滞在型アーティストとして活動しました。そして、2020年6月に「2020 TSUMIKI in Matsuyama」として愛媛県立美術館で日仏文化交流展に参加いたしました。

来年は、坂の上ミュージアムでの展示になりそうです。これも、多くの関係者のご苦労、ご努力の賜物です。感謝しかありません。愛媛に帰って5年、鍼灸師として生活しながら、芸術活動も出来るなんて、こんなに恵まれたことはありません。素晴らしいご縁に感謝。

松山道後名所図絵

 

毎月第2、4週の日曜日は、実家の座敷で治療を行なっています。座敷の片隅に、大正の広重と呼ばれた吉田初三郎の絵が置いてあります。多分、ここで林内会(りんないかい→近藤林内という地元の偉人の勉強会)があったので、置いているのでしょう。吉田初三郎の絵をよく見ると、松山市とその周辺を描いているはずなのに、富士山が見え、琉球、台湾、南洋諸島も描かれています。その中でも、実家周辺が、随分リアルに数多く描かれているのは驚きです。

私の弟が宮司を務める惣河内神社、隣の金毘羅寺、雨滝、窪の淵、黒森峠、白猪の滝、唐峠の滝、そして面河渓とあり、松山市周辺にある久万、松前、などの地区と比較しても当時は、圧倒的に重要な地区であったことが分かります。豊かな水源と山の材が豊富で宿場であったと、小学校の時、先生から習ったことがあります。江戸時代は農業、林業、養蚕業などの家内産業が盛んで、高知県の須崎市と松山市を結ぶ街道の宿場だったようです。

松山藩主の狩場があったので、この地区には狩場という集落があります。その時はこちらで宿泊されたでしょうから、宿場があり小売業も営まれていたと思われます。また、近藤林内さんが上手い米と綺麗な水で上質のお酒を作り、愛媛県でも有数な富豪になり、それを地域に還元することでこの地域は潤ったのです。この地区にある雨滝の横で作ったお米が、国際大会で2年連続金賞に選ばれたのは、必然的な事のように思えます。

手作り歯磨き粉

 

患者さんが色々教えてくれます。今回は女性患者Aさんが、

「先生、私は歯磨き粉をベイキングパウダーとココナッツオイルで作って、それで磨いています。これだと、口を濯(ゆす)ぐ必要がないので、いつまで効果がある感じがします。もう何十年もやっているので、虫歯が1本もありません・・・・この間、旅行先で歯磨き粉をつかったのですが、甘くって・・・・全然ダメでした。」

とベイキングパウダー+ココナッツオイルの歯磨き粉の良さを教えてくれました。そこで、早速作って歯磨きをしてみました。非常に気持ちがいいです。重曹(ベーキングパウダー)には歯の表面に付いた着色汚れと結合しているタンパク質を分解する効果があり、歯の色も白くなっていくそうです。ただ、重曹の研磨効果は高いため、エナメル質まで削り取ってしまう可能性があるので、あまり強くこすらず、付けてゆすぐだけでOKだそうです。

それでは、何故ココナッツオイルがいいのでしょう?

ココナッツオイルは、中鎖脂肪酸を60%以上含んでいるそうです。この中鎖脂肪酸は、長鎖脂肪酸に比べて長さが短いため、水になじみやすい特長をもちます。そのため、水に溶けやすい糖などと同様に、小腸から門脈を経由して直接肝臓に入り、分解されるそうです。

一方、長鎖脂肪酸の油は小腸から消化・吸収されたあと、リンパ管や静脈を通って脂肪組織や筋肉、肝臓に運ばれ、必要に応じて分解・貯蔵されます。このように消化・吸収後の経路が異なるため、中鎖脂肪酸は、一般的な油に比べて、約4倍も速く分解され、短時間でエネルギーになることが特長だそうです。つまり、効率よく吸収される脂肪のようです。

これを知った上で、口に入れる・・・・大切なことです。今一度、食品添加物などを含め、学び直す必要があるようです。

クスノキ出たで

 

「クスノキ出たで!神社のクスノキじゃ。」

友人からの電話がありました。これは、朗報です。作品がしっかりイメージ出来ました。来年、日仏交流展が坂の上ミュージアムであり、昨年同様、積み木の展示をしようと思っていたのです。前回は、飯岡神社のクスノキを輪切りにして、1週間愛媛県立美術館で作り続けたのですが、今回も1週間ほど作り続けられると思います。神聖な神社のクスノキはそれだけで、パワーを持っていますが、それを積み上げることで、よりパワーが生まれて来ます。次回は、作る過程をコマ落としで撮り続ける作品にしようと考えています。

 

クスノキは英語でカンフルツリー、あのカンフル剤のカンフルです。元気の源(みなもと)です。私の母校の小学校校歌に「クスのこずえに雲が湧(わ)き、投げ打て走れ踊れ飛べマリ追う足が燃えようと、夏に負けるな300児」(だったと思います)という詩がありますが、クスノキは勢いの象徴だと感じられます。

再び、クスノキのエネルギーをいただいて、前回以上の物を作りたいと思っています。

患者さんが教えてくれる

 

「OKグーグル、井上陽水の曲をお願いします。」

「YouTube ミュージックから、井上陽水の曲をお送りします。」

と、グーグルネストがアシスタントをしてくれます。それを見て60才代の女性患者Aさんが、

「何でこうゆう事が出来るの?どうやって情報を得るわけ?」

「患者さんが教えてくれるんよ。何でも患者さんが教えてくれる。紙のカルテを使っていたら、時代遅れと言われてipad のカルテの作り方を教えてくれたんよ。きょうの午前中の患者さんからも足にしたお灸が凄く良かったと言われ、次回のYouTubeで何を作るかアイデアが浮かんだんよ。」

「そうなんじゃ。」

などと話をしていると、昨日のオリックスとヤクルトの日本シリーズの話になっていきました。Aさんは、テレビを見始めると集中して見てしまうので、ラジオを聴きながら生活をするようにしているそうです。そのため、日本シリーズはラジオで聴いたそうです。

「ラジオは、らじるらじるNHKで聴くとええよ。聴き逃し番組を聴くことが出来るし。インターネットで、らじるらじるNHK探しとうみい。」

「ら・じ・る・ら・じ・る・NHK・・・ああこれじゃ・・なるほど、これじゃったら、ラジオいらんな・・・何じゃ、こんなこんなええもんあったん。」

「私でも、教えることあるんじゃね!」

「ほうよほうよ、ありがとう!」

と、現在はヤクルト対オリックスの日本シリーズipadで聴きながら、同じipadでこの文章を書いています。ipad で「ながら族」っていいですね~!これからは、これで文章を書きます。Aさんありがとう!

筑波大野球部OB総会

筑波大学野球部のリモートOB総会が午後1時から3時40分まで行われました。私は、2期生で無事卒業出来たので参加できますが・・・・・参加してみると、最長老でした。考えてみると私は2浪してやっと筑波大学芸術専門学群に入ったのですから、その時点で、1年上の先輩よりも年上だったのです。私が入学した時は、まだ東京教育大学に3年生、4年生が在籍しており、チーム名も東京教育大学でした。私が3年になった時、筑波大学とチーム名が変わったのですから、筑波大野球部の最長老になる運命だったのです・・・・初めて、気づきました。

そんなリモート総会で、四国在住のOBが近況報告をしてくれました。筑波大学野球部OBで徳島県城南高校、城北高校、小松島西高校の野球部指導者をしている3人が中心となって、7チームが参加するオータムリーグ(秋のリーグ戦)をしているのですが、それには、特別ルールがあります。①変化球を投げないで、直球のみ。②木製バットを使用。①は、ピッチャーにとって直球をいかに早く投げるかの挑戦となり、②はバッターにとって、いかにバットの芯で捉えるかの挑戦になります。原点に帰った素晴らしい試みだと思います。

また、東北在住OBの近況報告では、長年に渡って(20年以上)毎年行っている勉強会の報告がありました。甲子園出場校の監督の講演、元プロピッチャーの技術指導など、レベルの高い勉強会をしておられました。最近の東北地方の野球レベルが上がっている要因の一つがこの勉強会なのかも知れません。特に今年は日米で旋風となった大谷翔平選手の大活躍の基礎を作ったのが筑波大野球部東北OB会では!などと思ってみたくなりました。

音楽

 

昨日は、あじさいクラブのメンバー4名と、知人3人でmoon glow(ムーングロー)という生演奏できるバーに行きました。滑川渓谷での大失敗の経験から、しっかりチューニングして、2曲間違うことなく気持ち良くベースギターを弾けました。My wayと愛の賛歌・・・これから徐々に増やしていきます。

それにしても、アメリカ・ロサンゼルスでプロのミュージシャンとして成功しているAさんの演奏は圧巻でした。どんな曲でも楽譜を見ないで迫力ある楽しい演奏をされます。松山という地方都市にいながらこんな時間を過ごせるなんて・・・これからは、松山です!

最近の患者さん、何故か音楽関係者、音楽愛好家が増えてきています。私は全く音楽とは縁がない人間で、音楽にコンプレックスさえ感じていたのです。それがどうでしょう・・・大好きになってきています。鍼治療と音楽が融合できれば面白いですね。実際、患者さんには好きな音楽を

「OK グーグル◯◯の曲をお願いします。」

で、患者さんの好きな曲を聴いてもらいながら、治療をしています。患者さんに様々なことを伺っていくと、鍼と音楽の融合治療が生まれてくるかも知れませんね。楽しみです♪