待合室の本紹介(その4)

今回ご紹介するのは、本ではなく私の作品の資料です。先月末に1週間愛媛県立美術館で、14年ぶりに作品展示(インスタレーションという分野の空間提示)を行いました。あまりにも、作品発表の空白時間が長かったため、芸術に関係ない鍼灸師が勝手なことをしたと思われると良くありません。そこで、「こんな事をしていました」というのを遅ればせながら観たい方には、観ていただくように待合室に置いています。

2004年、スペイン・マジョルカ島にあるジョアン・ミロ美術館での記録です。2グループ(1グループ10数名)子供との作品制作を2週間ずつ、1ヶ月行いました。準備に1ヶ月必要なため、2ヶ月滞在の芸術家として招待されました(交通費、滞在費、報酬込み)。

写真は、「空絵」というタイトル。

ジョアン・ミロ美術館の玄関は横に長い空だけが見える開放的な空間。ここにテニスコートで使うネットを2枚貼り付け、子供たちが引き裂いた着物で絵を描く。

これは、思った通りの出来栄えになりました。ミロの陶器制作助手をしていた方から、

「おおおお~、ミロの作品だ!」

と言われたのを、鮮明に覚えています。

ウド

「先生、今日はお土産多いのよ・・・・これと、これ・・・これは、主人が作った生姜の砂糖煮。」

80才代の女性患者Aさんは、週に1回のペースで通院されていますが、最近は体調管理がメインです。そのため、置鍼した後は世間話に花が咲くことが多いのです。そこで、畑の話になりました。Aさんのご主人は、定年退職後は、農作業に従事され20年以上。もうプロの領域です。ご主人から色々教わりたいのですが、「鍼大嫌い」なので・・・無理なのです。

そんな中、Aさんが、

「先生、ウドの話はまだまだ生きていますから・・・ウドの苗差し上げます・・・」

これは、2人で熱く語った「ウド愛」のその後の話・・・・ウドは栽培されていない野生のものが本来のウドであり、その香りこそが、ウド。京都美山町で10数年茅葺き民家で生活し、玄関を出るとウドが、前庭にあるのが当たり前・・・・私は、そんなド田舎生活をしていたのです。前の川には、クレソンとワサビ。裏にはワラビ、表にはミョウガ、花山椒、オオバギボウシ、タラの芽・・・・

ウドを植えるぞ・・・・・

すり足

4か月ぶりに大相撲が両国で開かれています。今日の解説者は、荒磯親方(元稀勢の里)。理路整然としていて分かりやすいです。荒磯親方の師匠は、元横綱隆の里。おしん横綱と言われ、インタビューでもほとんど喋らない無骨な人。当時、私は「相撲取りは、話することが出来ない人」と思い込んでいました。ところが、このおしん横綱は、読書家で有名。物凄い理論家だったのです。

荒磯親方は、中学卒業後このおしん横綱親方の元で育てられ、理論家のお相撲さんになられたのです。現在では、早稲田大学大学院スポーツ科学科の学生として勉学に励んでおられます。才能のある人は、早くからプロの世界に飛び込み、様々経験をすることが一番。大学や大学院で学ぶのはいつでも出来ます。

そこで、改めてテレビで相撲を見てみます。今日のテーマは、「足の親指」。土俵際という言葉がありますが、あの俵には、土、砂、砂利が入っているので、足の親指がしっかり「際(きわ)」を感じ、反発する力を得るのです。テレビ画面でお相撲さんの「足の親指」だけを見ると、どちらが勝つかだいたい分かります。

相撲は、ほぼ裸の状態でカラダの動きを見せてくれます。最近の映像はスローモションでも細部がキレイに見えます。カラダを研究するにはこんなに素晴らしいパフォーマンスはありません。

「足の親指」を意識するすり足が相撲の基本。その延長が、今日の石浦と志摩ノ海の相撲のように思います。石浦が足の親指を志摩ノ海のくるぶしに当て、すり足でひっくり返しました。いかに親指の力が凄いかが分かります。荒磯親方も「足の親指まで神経が行き届いていますね。」と、おっしゃていました。

相撲をカラダ研究の素晴らしい素材だと思うと、明日から楽しみがふえます。

バジルは花を咲かせない!

家庭菜園の先輩で50才代の女性患者Aさんから、

「あっ、花が咲いている・・・・バジルは花を咲かせると、もう人生を終えようとして、枯れていくんですよ!だから、どんどん切って行って新しい茎を作るようにするといいですよ。」

「あ・・・・そうなんだ!なるほど・・・・・」

植物は花を咲かせ種(たね)をつくることで、種(しゅ)を守る・・・・・考えてみると、当たり前。キュウリなどは、次々と花を咲かせ実を作ります。ところが、バジルのように葉っぱを料理に使う植物は、花を咲かせることが、終焉を意味することなのでしょう。人の一生も早くから花を咲かせてしまうと、終焉を早めることになるかも知れません。

まだ花を咲かせることが出来ていない私の人生、いつかはポッと咲いて種(たね)をまいてみたいものです。

「先生、このゴーヤ上まで伸び切っているでしょう?これは、上を切ってしまわないと、横に伸びないんです。」

「・・・・なるほど・・・」

言われてみると、当たり前。ところが、言われないとわからないのです。「横に枝を張ってくれない・・・???何で・・・」とただ呆然(ぼうぜん)とゴーヤを見る日々が続いていたのです。分かってしまうと、なんでもないことなのです。

「先生、今植えているカボチャも、おんなじで、一本のツルだけ伸ばしていたら1個だけしか出来ませんよ。ある程度伸びてきたら切って横にドンドン伸ばしてください。増えて、楽しいですよ!」

いいアドバイスを毎日、色々患者さんから伺っています。ありがとうございます😊

追伸:Aさんからは、切ったバジルの料理方法を教わりました。

「新聞紙などに置いて、乾燥させミキサーで粉々にすると、ピザに振りかけたり・・・・あと、オリーブオイルにニンニクと一緒に入れると、美味しいですよ。乾燥バジルは買うと高いので・・・捨てるところなど、ないですよ❣️」

日陰作り大作戦

太陽は東から上がってガンガン畑を照らしています。そこで、軽トラを頭から西方向へ、突っ込んで駐車。すると、立派な影が出来ました。クスノキの葉っぱでマルチのようにカバー。やや小ぶりのトマトには、キャリーを2箱かぶせ通気性のある日陰を作りました。

これで、何とか直射日光を防ぐ事ができました。治療の合間に様子を見にいったのですが、大きい苗は平気なのですが、小さい苗にはきついようです。少し干上がりそうです。

幸い、午後からは雲が出て来たので小さい苗も耐えられたようです。クスノキ の葉っぱでカバーした上に、生の葉っぱを沢山置いたので、しっかり湿気を保つことができたようです。

午後7時過ぎに、水をたっぷりあげました。

午後9時ころに懐中電灯を持ち出して、もう一度様子を見に行くと、しっかり水気があったので一安心です。明後日からの雨に期待しましょう。

トマトの植え替え

松山市34.3°C。

梅雨の合間の猛暑・・・・何もしたくないはずです。日が暮れ始めやっとトマトの植え替えをする気になり、一気に4本。

明日は、晴れそうなので今日の植え替えは失敗かも知れません。午前中の日照でグッタリしそう・・・・早朝の水やりが勝負です。明日を乗り切れば、再び梅雨に戻りそうなので育つと思います。

当たり前のことですが、植え替えは、天気予報を見てからするものなのですね・・・・

そこで、明日だけの対策を思案。

クスノキの葉っぱを、苗の周辺にたくさん撒(ま)き、マルチとして湿気を保つようにし、段ボール箱でカバーする・・・・・なんかいけそう❣️

畑完成

久々の晴れ間が2日間続きました。その2日目に友人が山土(真砂土=まさどorまさつち)を軽トラのダンプカーで2杯畑に入れてくれました。それにしても、軽トラのダンプカーは、小回りが効いて、しかも効率的ですね・・・・海外で軽トラに人気があるのは、うなずけます。

お陰様で立派な畑が出来ました。クスノキの丸太を並べた様は、チョット龍のようです。初めての家庭菜園で、しかも狭い畑だと失敗はします。今回は、水をやらない方がいいトマトと、水大好きのキュウリを一緒に植えてしまいました。そのため、徐々にトマトエリアとキュウリエリアを分けていこうと思います。

トマトの挿木(さしき)は、色々やってみて今のところ一番いい方法。

水を入れたビンに1~2週間つけておくと、根っこが生えてくる。それを斜めに挿(さ)して、その横に竹で「踏まないこと!」と印(しるし)をつける。斜めに挿(さ)すと、根っこが多く出やすいようです。

今日は、畑に牡蠣(かき)を粉にした石灰と、牛糞肥、バーク肥、竹炭をたっぷり入れ、フカフカにしました。真砂土(まさど)がたっぷりあるので水はけがよく、堆肥も大丈夫。水は水素風呂の残り水を使い、生ゴミから出来る液肥を週に一回位あげています。

明日は、トマトの移植をします。

チャルルの2日目

昨夜は、キッチンの隅(すみ)で片目だけでこちらを見つめ、曲がった尻尾(しっぽ)をこちらに向けていました。「チャルル」っと呼ぶと、尻尾(しっぽ)を2~3回ウチワを扇(あお)ぐ様に動かして、返事をしてくれました。

そして、今日。

居間の戸棚の上が居心地がいい様で、そこから全く動かない状態です。エサもお水も口にしません。チャルルにとって、うちは断食道場のようです・・・・これから、私が治療室に移動します。そのため、チャルルは7時間程、自由に動けるのですが・・・・果たしてどうなっているのやら?

治療の合間にチョット様子を見に行ったのですが・・・・・同じ場所にいて、全くエサを食べていません・・・・・どうやら、ハンガーストライキに入っている様です。ご主人夫婦は、日曜日の午前中にチャルルを迎えに来られますので、そこまでハンガーストライキをしても、大丈夫!死ぬことはありません。とりあえず、チャルルのいるところにエサを移動して様子を見ることにします。

アメリカに連れて行ったネコ達が大変な思いをした苦い思い出が頭をよぎります。一足早くアメリカに引っ越した娘ネコ・ハルは、逃走していなくなりました。アメリカには、自分のカラダを舐(な)めることもできないくらい太ったネコと、納屋のネズミ狩り用のネコが居て馴染めなかったのでしょう・・・・・可哀想なことをしてしまいました。

我々と一緒に引っ越しした母ネコ・ミミは、デカ猫に遠慮して2階から降りることは、1度もなかったと思います。ミミが日本人の感覚を身につけていることのいじらしさを感じました。

チャルルも全く違う環境で、全く見たことのない人にエサをもらうことに、納得していないのでしょう・・・・よく分かります。ハンガーストライキがんばれ❣️

追伸:たった今、チャルルの様子を見に行きました・・・・ハンガーストライキをすんなり止めて、エサを食べていました。これで、一安心。

チャルルが来た

友人夫妻が大事に飼っているオス猫が、我が家にやって来ました。日曜日の午前中までお預かりします。弟の事務長が猫アレルギーなのですが、最近は治療院に来ることがあっても、2階の我が家に来る事はないので、預かることにしました。

京都・美山町に住んでいる時は、白猫のミミと、娘のハル2匹を飼っていたので、当時を思い出します。2匹ともメスだったのでおとなしかったのですが、チャルルは1才のオス。やはり筋肉のつき方が全く違います。頬(ほほ)も大きく、歩く姿もライオンのように力強く感じます。

チャルルは、立派なケージに藁(わら)で出来た寝床、トイレ、水入れと共に、入っています。私が治療室から帰り、ケージの扉(とびら)を開けても、なかなか外に出ません。私が恐いようですが、ゆっくりゆっくりと外に出て、今は台所の隅(すみ)でじっと私を観察しています。しかも、顔を半分だけ出して、片目で・・・・・・慣れるまで、時間がかかりそうです。